AI・AR・電気刺激を統合した次世代リハビリテーションプラットフォーム「Spatial StimelMD」が日本へ

「Spatial StimelMD」とは

「Spatial StimelMD」は、人工知能(AI)、拡張現実(AR)、機能的電気刺激(FES)、神経筋電気刺激(NMES)、そしてリアルタイムEMGバイオフィードバックを統合した革新的なリハビリテーション支援プラットフォームです。

このプラットフォームは、神経筋データとEMGバイオフィードバックを活用することで、患者一人ひとりの状態に応じたパーソナライズされたプログラム設計をサポートします。また、ARによる視覚的なフィードバックやゲーミフィケーションの要素を取り入れることで、患者さんのリハビリテーションへの参加意欲を高めることが期待されています。

さらに、クラウドを活用したデータ管理と分析機能により、医療従事者はデータに基づいたリハビリテーション計画の検討や調整をより効果的に行うことができます。

VRヘッドセット、タブレット、電極パッドを含むSpatial StimelMDシステム

日本市場での展開と期待

J21は、「Spatial StimelMD」の国内展開に向けて、規制対応、市場開拓、そして販売ネットワークの構築を主導していきます。今後は、病院、リハビリテーション施設、外来クリニックなど、幅広い医療現場への導入を目指し、段階的な市場展開を進める予定です。

モーションインフォマティクス社のCEOであるゲイリー・サギブ氏は、「日本は高度な医療インフラと技術受容性を備えた重要な市場です。J21とのパートナーシップを通じて、神経筋データに基づく新たなリハビリテーションアプローチの可能性を紹介できることを期待しています」とコメントしています。

J21の代表取締役社長である岸本賢和氏は、「本技術が、リアルタイムデータとデジタル技術を活用した新しいリハビリテーション支援の形として、日本の医療現場における新たな選択肢となることを期待しています」と述べています。

高まるリハビリテーション需要への対応

日本は高齢化が進行しており、脳卒中や神経筋疾患に起因するリハビリテーションのニーズが拡大しています。しかし、医療現場では人材不足や個別対応の負荷といった課題も指摘されています。このような状況において、データ活用やテクノロジーによるリハビリテーション支援への関心はますます高まっています。

今後の展望

今回の契約は、モーションインフォマティクス社のグローバル展開戦略の一環として、日本市場における長期的な事業基盤を構築することを目的としています。今後、国内規制への対応を進めながら、段階的な市場導入を目指していくとのことです。

なお、本製品は現時点において、日本国内で医療機器としての承認・認証を取得していません。今後、関連法規に基づき必要な手続きが進められる予定です。

モーションインフォマティクス社(Motion Informatics Ltd.)について

モーションインフォマティクス社は、バイオフィードバック、電気刺激、リアルタイムデータ分析を統合した、AI駆動型AR対応の神経筋リハビリテーションプラットフォームを開発しています。同社のシステムは、神経可塑性の向上、患者の治療への積極的な参加、そして神経系および整形外科リハビリテーションにおける測定可能な臨床成果の実現を目指して設計されています。同社はアジア、北米、南米で事業を展開するグローバル企業であり、3つの国際拠点を通じて拡張性の高い展開と地域ごとの臨床統合を可能にしています。

ジャパン・トゥエンティワン株式会社について

1992年9月に創業したJ21は、「世界中のイノベーション商材を通して社会課題を解決する」という理念を掲げています。イスラエルを中心に世界最先端のハイテク企業とパートナーシップを結び、日本市場における技術や製品のビジネス開発と販売を行っています。主な取り扱い製品には、自動車の後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」、衛星画像データを活用した水道インフラ管理・更新のための「アステラ製品」などがあります。「モビリティ事業」「スマートインフラ事業」「EC・ソフトウェア事業」「ヘルスケア事業」の4つの事業領域で展開しています。