武田綾乃さんのダーク短編集『可哀想な蠅』(新潮文庫)が3月30日発売

宇垣美里さんによる解説も必読

フリーアナウンサー・俳優として活躍中の宇垣美里さんが、本書の解説を執筆しています。ご自身の経験も交えながら、作品が持つダークな読み味を丁寧に紐解いており、本編と合わせて読むことで、より深い洞察が得られることでしょう。

書籍内容紹介

「彼は、ただの目障りなハエだ」。SNSの投稿が反響を呼んだのをきっかけに、執拗に絡んでくる粘着質なアカウント。誰彼構わず罵詈雑言を吐いてはブロックされているそのアカウントを、大学生の芽衣子はスマホの中で「飼う」と決意します。ネット社会に蔓延する匿名の悪意を描いた衝撃的な表題作のほか、家族や友人、近所付き合いなど、多様な人間関係の中で目を背けたくなるような感情と向き合う女性たちを捉えた短編集です。

著者紹介:武田綾乃(たけだ・あやの)

1992年、京都府生まれ。2013年に『今日、きみと息をする。』で作家デビューを果たしました。同年刊行の『響け! ユーフォニアム』はテレビアニメ化され、多くのファンを獲得し、続編も多数発表されています。2021年には『愛されなくても別に』で吉川英治文学新人賞を受賞しました。

その他の作品には、「君と漕ぐ」シリーズ、『石黒くんに春は来ない』『青い春を数えて』『その日、朱音は空を飛んだ』『どうぞ愛をお叫びください』『世界が青くなったら』『嘘つきなふたり』などがあります。

書籍データ

  • タイトル:可哀想な蠅

  • 著者名:武田綾乃

  • 発売日:2026年3月30日

  • 造本:文庫版、電子版

  • 定価:693円(税込)

  • ISBN:978-4-10-106761-2

  • 詳細情報新潮社ウェブサイト