内閣府ムーンショット事業『Neu World』、田丸雅智氏によるIoBテーマの新作ショートショート5作品を公開

IoB研究グループと紐づく5つの物語

「深海のボランティア」

深海のボランティアのイラスト

  • 研究グループ: IoBインターフェース (https://brains.link/interface)

  • あらすじ: 大学の志望動機に悩む高校生のゼンが、脳波とAIで機体を操り深海のごみを拾うボランティアに出会います。自分の部屋から海底6000メートルへ潜るうち、「モナカさん」との出会いが彼の人生に変化をもたらします。

「無言の会話」

無言の会話のイラスト

  • 研究グループ: IoBミドルウェア (https://brains.link/middleware)

  • あらすじ: 帽子型BMI「キャップ」を装着すれば、思考が直接文章になる時代。オフィスはいつも静かですが、ある日を境におしゃべりな後輩が話しかけてこなくなります。それは、とある社会問題と関係があるのかもしれません。

「記憶の桜」

記憶の桜のイラスト

  • 研究グループ: IoBコア技術 (https://brains.link/core-technology)

  • あらすじ: 幼い頃に見た桜の日本画に魅せられ、画家を志した主人公。憧れの画家はすでに他界していましたが、「記憶のライブラリー」でその人の記憶を追体験することで、新たな世界が広がります。

「猫のつながり」

猫のつながりのイラスト

  • 研究グループ: IoB極低侵襲技術開発 (https://brains.link/minimally-invasive)

  • あらすじ: 注射で極小BMIを安全に導入できるようになった未来。愛猫ヒナタにBMIを入れると、その感覚や感情が伝わる賑やかな日々が始まります。そんな中、保護された猫・ギンの里親募集が目に留まり……。

「ロボたちの収穫」

ロボたちの収穫のイラスト

  • 研究グループ: 共通基盤技術開発 (https://brains.link/common-basic)

  • あらすじ: リモートでみかん農家の収穫バイトをする主人公。脳波で4台の収穫ロボットを操る毎日です。ある日、隣の畑で大量のみかんが未収穫のまま実っているのを見つけ、どうするべきか考えます。

各作品は『Neu World』公式サイトの以下のページからアクセスできます。
https://neu-world.link/posts/short-short_story

『Neu World』が描く2050年の日常

『Neu World』の最新作は、IoBの各研究グループの取り組みを基に、2050年を舞台にしたSFショートショート作品です。異なる未来、異なる生活、そしてその中で生まれる人々の感情が細やかに描かれており、読みやすく、幅広い年齢層の方におすすめです。初めて『Neu World』を知る方でも、きっとこの作品たちからプロジェクトの世界観に入り込むことができるでしょう。

作家・研究者紹介

田丸雅智 氏(ショートショート作家)

田丸雅智氏のポートレート

1987年愛媛県生まれ。東京大学工学部卒。2011年に作家デビューし、現代ショートショートの旗手として多岐にわたり活動しています。2020年度から小学4年生の国語教科書に書き方講座の内容が採用され、2021年度からは中学1年生の国語教科書に小説作品「桜蝶」が掲載されています。

金井良太 氏(コラボレーション研究者/IoBプロジェクトマネージャー)

金井良太氏のポートレート

株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)担当部長、株式会社アラヤ代表取締役。ムーンショット目標1金井プロジェクトInternet of Brainsのプロジェクトマネージャーを務めています。神経科学と情報理論の融合により、脳に意識が生まれる原理やAIに意識を実装する研究に従事し、産業界におけるAIと脳科学の実用化にも取り組んでいます。

『Neu World』プロジェクトについて

『Neu World』は、内閣府ムーンショット型研究開発事業 目標1 金井プロジェクト「Internet of Brains(IoB)」が立ち上げたサイエンスコミュニケーションプロジェクトです。最先端の研究・開発を社会とどのように繋げていくか、一人ひとりとの対話を通じて未来を共創することを目指しています。

本プロジェクトで制作されるSF作品は、未来予測をするものではなく、社会と未来を共につくり上げていく対話のきっかけとなることを目指しています。科学やテクノロジーが日常に溶け込んだ未来社会で生まれる多様な生活や感情を、ぜひ体験してみてください。きっと、新しい発見が見つかることでしょう。

ムーンショット型研究開発事業 目標1「Internet of Brains」について

Internet of Brainsのロゴ

IoBのミッションは「身体的能力と知覚能力の拡張による身体の制約からの解放」です。考えるだけで操作できるロボットや、思考を相手に伝達するテレパシーのような技術の研究開発を通じて、社会の障害や課題を取り除き、さまざまな人々が制約から解放され、自由に表現し、社会活動に参加できる未来の実現を目指しています。

  • プロジェクトマネージャー: 金井良太(株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)担当部長 / 株式会社アラヤ 代表取締役)

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https://neu-world.link/contact