地方発信の鍵は「共感」:DAOマネ勉強会が語るSNS活用の新常識

「共感」を生む地方発信の重要性:DAOマネ勉強会レポート

2026年2月25日、NFTによる地方創生を推進する株式会社あるやうむが、地域おこし協力隊DAOソリューションを活用し移住されたDAOマネージャーを対象に「DAOマネ勉強会」を実施しました。今回の勉強会では、株式会社SAKIYOMI創業者であり、岐阜県飛騨市で分散型ホテル事業を進める石川氏(Xアカウント「港区社長、限界集落へ。」)と、株式会社SAKIYOMI CCOの樋田氏が講師を務め、「地方に住む我々が勝つのにすべきはSNSなのか」というテーマで、地域ビジネスとSNS連携のリアルな取り組みや考え方が共有されました。

DAOマネ勉強会の様子

DAOマネ勉強会とは

地域おこし協力隊の仕事は、自治体ごとにミッションや環境が大きく異なり、「正解のない仕事」とも言われています。しかし、全国各地の現場には、数字では測れない実践知、失敗知、そして人との関わり方といった、再現性のある多くの学びが存在します。

株式会社あるやうむは、「協力隊員一人ひとりの経験を、個人の内側だけで終わらせず、横断的な学びに変えること」を目指し、この勉強会を実施しています。現場で成果を上げている協力隊員自身が語ることで、これから着任する方々や、現在活動中で課題に直面している方々にとって、より実践的で現実に即した学びの場を提供しています。

この勉強会は、単なるノウハウ共有に留まらず、以下の点に焦点を当てた内容が特徴です。

  • 自治体から求められているミッションの整理

  • 日々の地道な活動の裏側

  • 地域住民、役場との信頼関係の築き方

  • SNS発信や関係人口創出の実践例

  • うまくいかなかったことや現在の課題

参加者は「自分の地域ならどう応用できるか」を考えながら参加できる設計となっています。

「港区社長、限界集落へ。」が考える地域とSNS

今回の勉強会では、「地方に住む我々が勝つのにすべきはSNSなのか」というテーマのもと、以下のポイントを中心に議論が進められました。

  • 石川氏自身の活動を通じて見えてくる、地方の課題とリアルな現状

  • SNSの「初期ブースト」としての活用法

  • 「過去の自分への手紙」を軸としたコンテンツ制作

  • 泥臭いDMでのアプローチや影響力の活用法

講師のお二人からは、これらの内容について実例を交えながら解説がなされました。特に注目されたのは、SNSで大きな話題を狙うのではなく、等身大の「地方のリアル」を発信し、地道に関係性を築いていくことが地方を盛り上げるための最も強力な手段になるという現場の視点です。

「地方のリアル」を武器に、共創のサイクルを生み出す

石川氏は、地方で資産価値が使われずに負債化している現状に対し、「分散型ホテル」という形で再編集し、現代に合わせたアウトプットで価値を取り戻す挑戦をされています。一つの店舗が成功すれば、他の店舗も成功しやすくなる「希望の循環」を生み出すために、自身の発信や立ち上げたコミュニティを通じて、地域への大きな資金流入を実現しています。

樋田氏からは、SNS活用について「地方に住んでいること自体の希少性」が言及されました。日々のリアルを発信するだけで、自然と興味を持つ人々が集まるため、無理に話題を狙うのではなく、かつての自分と同じ悩みを持つ「過去の自分に宛てた手紙」のような、真摯なコンテンツを作り続けることの重要性が語られています。泥臭いDMでのアプローチや、失敗を隠さずに語ることが、結果として共感を生み、SNSを超えたリアルな関係人口の創出につながっています。

講師紹介

講師の石川侑輝氏

  • 港区社長、限界集落へ。|石川 侑輝(いしかわ ゆうき)
    株式会社SAKIYOMI創業者。会社売却後、岐阜県飛騨市に移住し、分散型ホテル事業を推進。「観光起点に、日本をアップサイクルする」というビジョンのもとコミュニティを立ち上げ、多くの賛同者を巻き込みながら地域での活動を展開しています。X(旧Twitter)を中心とした圧倒的な発信力を持っています。
    X: https://x.com/minatoku_genkai

講師の樋田洋斗氏

  • 樋田 洋斗(といだ ひろと)
    株式会社SAKIYOMI CCO。SNS運用支援歴7年。TikTok分析アカウントを運営し、自身も「過去の自分に送る手紙」を軸とした発信で短期間に万単位のフォロワーを獲得するなど、SNSの最前線で個人・法人の発信を支援しています。
    TikTok: https://www.tiktok.com/@toy_wao

DAOマネ勉強会の参加者からのコメント

佐治町DAOマネージャー たくみさん

佐治町DAOマネージャー たくみさん
「港区社長の『人への伝え方』の巧みさに圧倒されました。同時に、自分自身の強みを再認識する機会にもなりました。社長が『失敗を繰り返しながらも行動し続けること』の大切さを説かれていたこと。また、佐治に移住したことは外の世界から見れば非常に価値のあるコンテンツであり、自分の経験が誰かの糧になるのだと気づかされました。
特別な何かをゼロから生み出すのではなく、まずは自分が移住者として感じているリアリティを言葉にして届けること。最先端の技術を扱いながらも、根底にあるのは『足を使った泥臭いコミュニケーション』であるという本質を、港区社長から学ばせていただきました。」

▼鳥取県鳥取市佐治町のコミュニティはこちら
佐治DAO(仮): https://discord.com/invite/kJuCgAKTGD

舟橋村DAOマネージャー にしけんさん

舟橋村DAOマネージャー にしけんさん
「港区社長さんの話を聞いて改めてSNSに対する姿勢や考え方が変わりました!ただ漠然と『バズらないといけない』のではなく『哲学が合う人とのマッチング』として活用することでお互いにメリットが生まれる関係を作りやすくなると感じました。」

▼富山県舟橋村のコミュニティはこちら

今後の展望

株式会社あるやうむでは、今後も派遣協力隊員同士の知見を共有する勉強会を継続し、各地域で生まれた実践を横断的に活かすことで、地域全体の価値向上につなげていく予定です。

各地域のDAOに参加しませんか?

お住まいの地域や興味のある地域のDAOにぜひご参加ください。
▼ DAOへの参加リンクはこちら|どなたでも気軽に参加できます。
https://lit.link/alyawmu-dao

株式会社あるやうむについて

株式会社あるやうむは、DAOやNFTを活用した地方創生を推進するため、全国の自治体向けにふるさと納税NFT、観光NFT、地域おこし協力隊DAOソリューションを提供する札幌発のスタートアップ企業です。

地域の魅力をのせたNFTをふるさと納税の返礼品とすることや、地域でDAOを運営することを通じて、新たな財源を創出し、シティプロモーションや関係人口の創出に貢献しています。

社名「あるやうむ」はアラビア語で「今日」を意味する言葉です。今日、いますぐチャレンジをしたい自治体・地域の皆様にNFTという先端技術を提供し、応援され続ける地域づくりを支援しています。

株式会社あるやうむ 会社情報