地域創生の本質を問い直すコンセプトブック『地域創生2.0』が発行

地域創生の本質を問い直すコンセプトブック『地域創生2.0』が発行

地域創生Coデザイン研究所(NTT西日本グループ)と一般社団法人大牟田未来共創センター(ポニポニ)は、共同でコンセプトブック『地域創生2.0』を発行しました。この冊子は、これまでの地域創生の実践を深く振り返り、その後のあり方を問い直すことを目的としています。

本書は、地域創生における「正解」や「成功事例」を提示するものではありません。むしろ、これまで当然とされてきた「地域創生」という言葉や、その背景にある前提・構造に対し、改めて「地域創生とは何か」「誰のための取り組みなのか」を率直に語り合うための土台となることを意図しています。

この冊子は非売品で、地域創生Coデザイン研究所の公式Webサイトより無料でダウンロードが可能です。

地域創生2.0のコンセプトブック表紙

制作背景:地域創生の実践から生まれた「問い」

人口減少や高齢化、産業構造の変化など、地域を取り巻く課題は年々複雑さを増しています。このような状況において、地域の外部から技術や仕組みを持ち込むだけのアプローチには限界があることが、これまでの実践を通じて明らかになりつつあります。

地域創生Coデザイン研究所は、これまで地域に暮らす方々と共に課題を探り、地域の内側から変化を生み出す社会システムのあり方を模索してきました。協働パートナーであるポニポニと取り組んだ「わくわく人生サロン」や「会議シンギュラリティ」といった実践は、その試行錯誤の一部です。

一方で、地域創生に関わる一主体として、活動の中で生じる限界や違和感から目を背けることはできませんでした。こうした実践の積み重ねと反省が、『地域創生2.0』の企画・制作へと繋がっています。

『地域創生2.0』が示すのは「答え」ではなく「問い」

『地域創生2.0』は、これまでの「地域創生」という言葉が無自覚のうちに固定してきた前提や構造を一度解きほぐし、これからの地域での関わり方を考えるために制作されました。

本冊子で提示されているのは、完成された理論や再現可能な成功モデルではありません。地域に関わる一人ひとりが、自身の立場や関係性を問い直すための初期的な問いと視点です。

地域はこれからどこに向かうのか

奈良県生駒市の協創によるまちづくりの事例

対話を通じた未来への期待

地域創生Coデザイン研究所とポニポニは、この冊子をきっかけに、立場や分野、地域の内外を超えて「地域創生とは何か」「誰のための取り組みなのか」を率直に語り合える対話が生まれることを心より願っています。

忌憚のないご意見やご感想、また共同での探究や実践に関するご相談なども、ぜひお寄せください。

コンセプトブック『地域創生2.0』概要

  • 企画・発行: 地域創生Coデザイン研究所×ポニポニ(共同制作)

  • 仕様: コンセプトブック/非売品

  • 公開方法: 地域創生Coデザイン研究所公式Webサイトより無料ダウンロード https://codips.jp/

  • 発行日: 2026年3月23日