恵比寿に新たな「ひらめき」の拠点誕生、オフィス・店舗複合ビル「Sreed EBISU+L」が竣工

渋谷東3丁目に「Sreed EBISU+L」が竣工

サッポロ不動産開発株式会社は、渋谷区東三丁目で開発を進めていたオフィス・店舗複合ビル「Sreed EBISU+L(スリード エビス プラスエル)」を2026年3月4日に竣工しました。この物件は、恵比寿エリアで展開するSreedシリーズの6棟目となります。

Sreed EBISU+L外観

「恵比寿まちづくり戦略」と「Sreed EBISU+L」のコンセプト

サッポロ不動産開発は2025年12月に「恵比寿まちづくり戦略」を策定し、「ひらめきが生まれるまち」の実現に向けた多様なアクションを通じて、恵比寿エリアにおけるまちづくりを推進しています。

「Sreed EBISU+L」の開発は、そのアクションの一つである「成長段階に応じた多様なオフィスの提供」を具体化する取り組みです。「Lamp for Tomorrow – まちにあかりを、人にひらめきを。」をテーマに掲げ、物件名に含まれる「+L」はLAMP(ランプ)を意味しています。これは、「まちににぎわいと灯りをともし、このエリアにとって“ランプ”のような存在でありたい」という願いが込められています。1階の飲食店舗と前面空地では、にぎわいと温かさを感じられる空間演出が施され、建物全体および外構照明により、周辺エリアにやわらかな明るさと安心感が届けられます。

恵比寿まちづくり戦略の詳細については、以下のリンクをご覧ください。
恵比寿まちづくり戦略

働きやすさを追求したオフィス空間

「Sreed EBISU+L」のオフィスは、入居者が快適に働き、創造的な時間を過ごせるよう、空間設計の細部にまでこだわりが光ります。全フロアに安定したWi-Fi環境を完備し、会議室やオンライン会議用ブース、パントリーなど、日々の業務で必要となる機能が標準仕様として配置されています。

照明には、サーカディアンリズム(概日リズム)に合わせて調光・調色が可能な機能が導入されており、集中したい時間帯には明るくクリアな光を、夕方にはリラックスできる柔らかな光へと切り替えが可能です。これにより、心身への負担を軽減する光環境が設定でき、ストレスの少ないワークプレイスが実現されています。

フルセットアップオフィスにはデスクやチェアが備え付けられ、入居初日から業務を開始できる利便性が追求されています。スタートアップ企業の急速な成長に伴う人員増加にも対応できるよう、チーム内のコミュニケーションが自然と生まれる動線計画や、多様な働き方に合わせて柔軟に使える家具レイアウトが採用されました。少人数での集中作業からプロジェクト単位の協働まで、企業のフェーズに応じた働き方をスムーズに実現します。

また、原則として原状回復工事が不要となる設計により、移転時のコストや手間が大幅に軽減されます。柔軟かつスピーディーなオフィス移転を求めるスタートアップや成長企業にとって、さらなる事業成長を後押しするワークプレイスが提供されます。

オフィスフロアプラン

オフィスフロアプラン

オフィス内部の様子

オフィス内部の共有スペース

感性を刺激するアートとやすらぎの緑

「Sreed EBISU+L」では、4つのフルセットアップフロアそれぞれに異なるアーティストの作品が設置され、空間ごとの個性と創造性を引き出すアート環境が整備されました。まちづくりの一環として価値を創出する取り組みとして、サッポロ不動産開発、NOMAL ART COMPANY、アーティストによる「恵比寿芸術会議室 by Sreed」プロジェクトチームが結成されました。

NOMAL ART COMPANYは、アートディレクションやコミュニティ型のアートプロジェクトを手がけるクリエイティブスタジオです。本プロジェクトでは、アーティストの選定や制作プロセスの伴走、恵比寿のまちの文脈を踏まえたコンセプト設計など、アート導入の全体的なディレクションを担う中心的な役割を果たしました。

プロジェクトチームは、アーティストの公募、現地でのフィールドワーク、Sreedシリーズで働くワーカーへのインタビューなどを実施。制作プロセスや活動の様子をSNSやチーム内に発信しながら、アートを通じて恵比寿のまちと協働する取り組みを進めてきました。こうしたプロセスを経て完成したアートは、まちの魅力を反映し、入居者の創造性やひらめきを促す空間価値として機能しています。

  • 2Fフロア:山代 エンナ氏の作品
    しなやかで知的な力強さと、強さとリラックスの両面を感じるオアシスをテーマに、モノクロームでジャガーを中心に描かれた作品です。自由・幸福・可能性といった象徴的なメッセージが込められています。

    2Fフロアのアート作品

  • 3Fフロア:鷲尾 友公氏の作品
    人間の自由な行為としての創作活動をする鷲尾友公氏の作品。恵比寿のベンチャーをイメージし、色や線が重なり合うように、思考も出会いもまた、交差と反復の中で生まれる様子が表現されています。その中で新しい視点が見つかるように願いが込められています。

    3Fフロアのアート作品

  • 9Fフロア:井上 陽子氏の作品
    異なる色・形・素材を組み合わせる「コラージュ技法」を用いた作品。日本の器の形をアレンジし、恵比寿の街で見た建物の色を組み合わせた本作は、日本から世界へと広がる“可能性の種”としてのビジネスへのエールとなっています。

    9Fフロアのアート作品

  • 10Fフロア:佐川 友星氏の作品
    ストリートカルチャーへのリスペクトをベースに持つYUSEI氏の作品。ビジネスと遊び心の二面性を持って、真っ直ぐに突き抜けていくイメージが描かれています。

    10Fフロアのアート作品

また、オフィス空間には豊かな緑が取り入れられ、入居者の心身のリフレッシュだけでなく、集中力や創造力の向上にも寄与する環境づくりが目指されました。象徴的な存在としてベンジャミンをシンボルツリーに採用したほか、ルーバー植栽、造花アレンジなど、多様なグリーンを組み合わせることで、空間全体に自然の潤いと立体的な演出が施されています。

オフィス内の緑

オフィス内の観葉植物

まちのにぎわいを育むイタリアンレストラン

本物件では、まちににぎわいと交流を生み出す拠点として、1階に開放的で心地よい雰囲気のイタリアンレストランが誘致され、2026年7月のオープンが予定されています。

出店するのは、Army Ant(東京都国分寺市、代表:船木 崚)で、国分寺・立川・渋谷・バンコクなどで計7店舗を展開しており、本物件が8店舗目となります。同社は「場所起点の店舗づくり」を重視し、立地や周辺環境に最もふさわしい業態や空間を一から構想してきた企業です。新店舗では、恵比寿という多様な人々が行き交うまちの特性を活かし、落ち着きと活気を併せ持つ空間構成とすることで、通りからも自然に立ち寄れる開放的な店舗デザインが計画されています。メニューはピザを中心に構成され、20〜30代をはじめとする幅広い層に親しまれることを目指します。また、上階のオフィスワーカーや近隣住民、周辺店舗とのつながりを育みながら、まちのにぎわいを広げていく場としての役割を担っていくことでしょう。

イタリアンレストランの内観イメージ

「Sreed EBISU+L」建物概要

名称 Sreed EBISU+L
所在地 東京都渋谷区東三丁目24-13
敷地面積 372.56㎡(112.69坪)
延床面積 1972.72㎡(596.74坪)
構造・規模 鉄骨造 地上10階建
用途 飲食店舗・事務所
設計・監理 株式会社ジャイロアーキテクツ
施工 株式会社新井組

オフィス概要

  • 賃貸面積:187.05㎡(56.58坪)

  • 想定人数:20~40人

  • 会議室:フルセットアップ 2室(6名用・8名用)、ハーフセットアップ 1室

  • オンライン会議用ブース:フルセットアップ 2室、ハーフセットアップ 1室

  • 男女別トイレ、パントリー付き

  • 天井仕様:スケルトン(一部ボード張り)

  • 床:OAフロア(H=40mm)

  • 通信設備:建物専用Wi-Fi完備

  • 天井高:3,420mm(一部2,600mm)

  • 電気容量:60VA/㎡

「Sreed」シリーズが目指すもの

Sreedシリーズは「発芽するワークプレイス」をコンセプトに、挑戦する企業・チーム・個人に、ビジネスの種を芽吹かせ成長していく場を提供したいという想いから誕生したオフィスブランドです。クリエイティビティを活性化するデザイン、アップデートされた安全・安心を追求し、まちや人とのつながりを意識した環境を創造することをコンセプトとしています。Sreedの名前は、サッポロ不動産開発の英文表記の頭文字「SRE / Sapporo Real Estate」と「Seed /種子」を掛け合わせ、これから大きく成長していく企業を支えるオフィスでありたいと願い、名付けられています。

これまでの「Sreedシリーズ」の物件は以下のサイトをご覧ください。
Sreed series | サッポロ不動産開発株式会社

「Sreed EBISU+L」開発秘話については、以下のリンクもご参照ください。
Sreed EBISU+L開発秘話