どうぶつ基金の取り組みが宮崎県で評価
公益財団法人どうぶつ基金は、兵庫県芦屋市に本部を置き、犬や猫の殺処分ゼロを目指して全国で活動を展開しています。特に宮崎県では、「さくらねこ無料不妊手術事業」と「TNR地域集中プロジェクト」を通じて、飼い主のいない猫の問題解決に大きく貢献してきました。
「TNR地域集中プロジェクト」とは、不妊手術が必要な猫が多く存在するにもかかわらず、協力病院が少ない地域において、どうぶつ基金が自ら病院を開設し、集中的にTNR(Trap:捕獲し、Neuter:不妊去勢手術を行い、Return:元の場所に戻す)を実施するプロジェクトです。これにより、野良猫を殺さずに数を減らす、人道的かつ効果的な方法が推進されています。
どうぶつ基金は、通常の無料不妊手術チケットの配布に加え、2021年度から2022年度にかけて「TNR地域集中プロジェクト」を実施。さらに2025年度には、過疎化や高齢化が進む中山間地域を対象とした「宮崎県山間部TNR地域集中プロジェクト」も実施し、地域に根ざした活動を続けてきました。
宮崎県内における無料不妊手術の実績

どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」により、2020年度以降に不妊手術を受けた猫は、累計で15,924頭にのぼります。これらの活動が、宮崎県における飼い主のいない猫の問題解決への貢献として高く評価され、今回の感謝状贈呈に至りました。
感謝状贈呈式について
感謝状贈呈式は、河野俊嗣宮崎県知事が出席し、以下の詳細で開催されます。
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日時: 2026年3月25日(水)16時00分~16時20分
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場所: 宮崎県庁 知事室
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出席者:
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宮崎県: 河野俊嗣 宮崎県知事 ほか
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どうぶつ基金: 理事長・佐上邦久、顧問・佐上悦子、プロジェクトリーダー・山本清美
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今回の感謝状は、どうぶつ基金の活動だけでなく、共に尽力された宮崎県および県内市町村の職員、そしてTNR活動を支えるボランティアの皆様への感謝が込められています。
公益財団法人どうぶつ基金について

公益財団法人どうぶつ基金は、1988年に横浜で設立された民間の非営利動物愛護団体です。活動資金はすべて民間からの寄付によって賄われており、主な活動内容は以下の通りです。
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飼い主のいない猫の無料不妊手術「さくらねこTNR」
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多頭飼育崩壊した犬・猫の無料不妊手術
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里親探しの支援
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写真コンテストの開催
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啓発活動や署名活動
「さくらねこ」とは、不妊手術済みのしるしとして耳先を桜の花びらの形にカットされた猫のこと。「さくらねこTNR」は、不妊手術を通じて猫の繁殖を抑制し、一代限りの命を全うさせることで、飼い主のいない猫に関する問題や殺処分を減らすことを目指しています。TNR(Trap、Neuter、Return)は、野良猫を殺さずに数を減らすための、世界中で行われている有効かつ人道的な方法です。
詳細については、以下の報告書や公式サイトをご覧ください。
