パークホテル東京に新たな旅の物語が誕生、51作目アーティストルーム「東海道」販売開始
パークホテル東京は、2026年3月18日(水)より、51作目となるアーティストルーム「東海道」の販売を開始しました。客室全体をキャンバスに見立て、アーティストが滞在しながらその世界観を表現する「アーティストルーム」は、訪れる人々に特別な宿泊体験を提供しています。

名もなき実昌氏が描く「東海道」の世界
今回発表された「東海道」は、アーティスト名もなき実昌氏によって制作されました。この作品は、江戸と京都を結ぶ主要な街道であった「東海道」をテーマにしています。旅の途中で味わう特別な時間体験を、ホテルの客室空間へと昇華させたものです。パークホテル東京が富士山を望む立地にあることから、かつて東海道を歩いた旅人が見たであろう景色と重なり、ここにしかない東海道の旅物語としてこのテーマが選ばれたと語られています。
名もなき実昌氏の作品は、インターネットから収集したイメージを組み合わせる手法で制作されています。アニメキャラクターがペインティングやドローイングによって断片化され、実体はないもののあらゆる場所に存在する、デジタルの幽霊のような空虚さと偏在性が表現されています。

双六に隠された旅の「偶然性」
制作の過程で、名もなき実昌氏は東海道を題材にした「双六(すごろく)」の存在を知り、それが作品の重要な着想源となりました。「駒を進め、時に休みながら目的地を目指す遊び」が旅の過程そのものに重なることから、客室内には旅の途上で起こる偶然や発見を象徴する「仕掛け」がいくつも隠されています。中には誰も見つけられないものもあるかもしれません。しかし、アーティストが意図したのはまさにその「偶然性」であり、立ち止まった瞬間にだけ現れる風景や、時間を委ねたときに初めて気づく出会いが、この部屋の重要なテーマとなっています。

「東海道」の客室は、かつての宿場町のように、ただ通り過ぎる場所ではなく、旅の途中で歩みを緩め、心身をゆだねるための空間です。ここで過ごすひとときが、長い旅路の途中にそっと挟まれた、ささやかな一場面として記憶に残ることが願われています。
アーティストプロフィール:名もなき実昌
名もなき実昌氏は1994年福岡生まれ、福岡を拠点に活動するアーティストです。2015年より主にTwitter上での活動を起点とし、インターネット上の画像やアニメキャラクターへの関心、タッチパネルやSNSといったテクノロジーからの影響を背景に作品を制作しています。絵画だけでなく、インスタレーション、彫刻、映像作品など多様なメディアで「インターネット時代の風景」を描き出しています。

パークホテル東京の「アーティストルーム」とは
パークホテル東京の「アーティストルーム」は、「日本の美意識が体感できる時空間」をコンセプトに、アーティストが客室の壁や天井に直接絵を描き、部屋全体で自身の世界観を表現した唯一無二の空間です。制作期間中、アーティストはホテルに滞在しながら作品を創り上げます。この取り組みは国内外の旅行者から高く評価され、ジャパン・ツーリズム・アワード領域優秀賞を受賞しています。
アーティストルームは、アートに囲まれる滞在体験や、とっておきの記念日を忘れられない思い出にするため、また都内で気軽に非日常を体験するために利用されています。
パークホテル東京について
パークホテル東京は、1948年創業の芝パークホテルの姉妹ホテルとして、汐留メディアタワー25階から34階に位置しています。東京タワーや富士山を望む絶景が魅力で、全268室のうち51室が「アーティストルーム」です。ロビーや回廊には400点以上のアートが展示されており、呈茶や絵画体験などのアートイベントも開催されています。

パークホテル東京の詳細情報については、公式サイトをご覧ください。
https://parkhoteltokyo.com
