「御船印めぐりプロジェクト」が京都府・京都市と連携し、船旅で周遊観光を促進

御船印めぐりプロジェクトとは

「御船印めぐりプロジェクト」は、船の御朱印ともいえる「御船印」の収集をきっかけに、船旅の魅力を伝え、地域の活性化を目指すものです。2026年3月現在、全国で約160の船会社や博物館が参加し、地域や自社の特色を活かしたオリジナルの御船印を販売しています。

「まるっと京都」と連携

一方、京都府と京都市は、観光客の集中を緩和し、府内・市内の多様なエリアを巡る周遊観光を一体的に促進する「まるっと京都」の取り組みを進めています。この連携は、「まるっと京都」の推進にも寄与すると期待されます。

京都府内での船旅の活性化

この連携により、2025年度中に京都府内の6つの船社が新たにプロジェクトに参加します。既存の新日本海フェリー、舞鶴港めぐり遊覧船と合わせ、より多くの船旅の選択肢が提供されることになります。2026年度には、これらの新規参加船社すべてで御船印の販売が開始され、御船印を活用した周遊企画も実施される予定です。

新規参加船社と販売予定場所

新たに御船印プロジェクトに参加する船社および販売予定場所は以下の通りです。

  • びわ湖疎水船

    • 販売予定場所: 琵琶湖疎水記念館(京都市左京区南禅寺草川町17)
  • 岡崎さくら回廊十石舟めぐり

    • 販売予定場所: WEBページでの事前購入のみ(受け渡しは乗船場チケット売場、京都市左京区南禅寺草川町)。2026年3月20日(金・祝)より先行販売開始予定。
  • 伏見十石舟

    • 販売予定場所: 伏見夢百衆(京都市伏見区南浜町247番地)
  • 宇治川の鵜飼・宇治川遊覧

    • 販売予定場所: 宇治市観光センター(宇治市宇治塔川2)、宇治川観光通船(宇治市宇治塔川3)
  • 保津川下り

    • 販売予定場所: 保津川下り乗船場(亀岡市保津町下中島2)
  • 天橋立観光船(丹後海陸交通が運航)

    • 販売予定場所: 天橋立観光船のりば天橋立駅(宮津市文珠466)、天橋立観光船のりば一の宮駅(宮津市大垣118-1)
  • 伊根湾めぐり遊覧船(丹後海陸交通が運航)

    • 販売予定場所: 日出駅伊根湾めぐり遊覧船乗り場(与謝郡伊根町字日出11)

その他の船社については、準備が整い次第、順次販売が開始される予定です。

京都を中心とした一大収集エリアの形成

2026年3月時点で、京都府と周辺4府県における御船印参加社数は28社ですが、京都府内の新規6社が加わることで、合計34社が集まる一大エリアが形成されます。歴史と自然豊かなこの地域は、御船印を集めながら周遊観光を楽しむ人々にとって、今後ますます魅力的な訪問先となることでしょう。

神戸市との連携実績

「御船印めぐりプロジェクト」は、2022年4月より神戸市とも連携し、船と地域の関わりを基盤とした地域活性化事業を継続しています。これまでに地域称号「神戸ポートエキスパート」の設定やスタンプラリーの実施、神戸市とのコラボによる公式船印帳の販売、地元企業とのコラボ商品の展開などが行われ、船旅を通じた地域の周遊促進と魅力発信が図られています。

「御船印」と「まるっと京都」について

御船印

「御船印」は、神社仏閣の御朱印に似た、船旅の記念となる印です。日本各地の船会社がそれぞれオリジナルの印を発行しており、港や船内などで購入できます。デザインには、航路や船体、地域の観光シンボルなど、各社や各地域の特徴が表現されています。収集に便利な「公式船印帳」も各種販売されています。

御船印めぐりプロジェクト公式サイト: https://gosen-in.jp

まるっと京都

「まるっと京都」は、京都府と京都市の連携により、「もうひとつの京都」や「とっておきの京都」エリアの周遊観光を促進するためのキャッチコピーです。

「まるっと京都」には以下の3つの意味が込められています。

  • 京都は素晴らしいという意味での「〇(まる)」

  • ぐるぐる回るという周遊の意味での「〇(まる)」

  • 京都全体をまるごと見てほしいという意味での「〇(まる)」

まるっと京都公式サイト: https://totteoki.kyoto.travel/category/area/marutto/