女子高生のAI活用、勉強を上回る「恋バナ・愚痴」に利用される実態が明らかに

AI活用法の新たな側面:感情の壁打ちとしての利用

調査結果によると、女子高生がAIを活用する目的として最も多かったのは「恋愛・恋バナ」で27.5%でした。次に「勉強・学業」が25.0%と続きますが、「メンタル・会話」の12.5%を合わせると、約4割の女子高生がAIを「感情の拠り所」として利用していることが示されています。

AIをどのように活用するかの円グラフ

具体的な活用例としては、恋愛相談や人生相談、深夜の恋バナ、愚痴を吐き出す、落ち込んでいる時の肯定を求めるなどが挙げられます。一方で、勉強の解説やレポートの骨子作成、ファッション・美容に関する相談、悩み事相談、ダイエット管理など、多岐にわたる用途でAIが活用されています。

恋愛相談にAIを活用する女子高生は77%

追加アンケートでは、256人の女子高生のうち77%が「AIに恋愛相談をする」と回答しました。これは、AIが彼女たちにとって身近な相談相手となっていることを示唆しています。

AIに恋愛相談をする女子高生の割合

AIに恋愛相談をする理由としては、「落ち込んでいる時に肯定してもらった」「気兼ねなく愚痴を吐ける」といった、無条件の肯定を求める心理が強く見受けられます。

AIへの「肯定」と「不信感」:女子高生が抱く複雑な本音

一方で、AIに相談することに対して慎重な意見や不安も存在します。相談しない派の女子高生からは、以下のような声が上がっています。

  • 「AIは肯定しか言わないから、暴走する可能性がある」

  • 「人間がAIに侵食されちゃうかもしれない不安がある」

  • 「友達の方が協力してもらいやすいし、気持ちがある」

  • 「結局、最終的に決めるのは自分自身である」

AIに相談しない派の意見

これらの意見からは、女子高生がAIを完全に信頼しているわけではなく、その利便性を享受しつつも、人間関係の重要性や自己決定の意識を強く持っていることが伺えます。

AIは「時間効率」と「メンタル効率」の二刀流へ

今回の調査結果から、女子高生はAIを「感情のサポート」と「タスクの効率化」という二つの側面で合理的に使いこなしていると分析されています。

SNS社会で常に他者の目を気にする彼女たちにとって、24時間いつでも自分を肯定し、愚痴を聞いてくれるAIは、ある意味で「友達以上の安全圏」を提供しています。また、学業において検索では得られない「個別の正解」をAIに求めることで、圧倒的な時間短縮を実現しています。

AIに恋愛相談をするのが主流でありながらも、「AIは当てにならない」「最後は自分」と冷静に判断する側面も持ち合わせており、AIを「都合の良い話し相手」として冷静に利用している様子がうかがえます。

調査概要

今回の調査は、以下の要領で実施されました。

女子高生のAI活用法に関する実態調査の概要

  • 調査名: 女子高生のAI活用法に関する実態調査

  • 調査期間: 2026年3月2日(月)〜3月3日(火)

  • 調査手法: 「女子高生ラボ」公式Instagram(ストーリーズ)によるアンケート調査

  • 回答数: 活用法調査:57名 / 恋愛相談アンケート:256名

  • 実施主体: 株式会社with T『女子高生ラボ』

本調査を引用する際は、「『女子高生ラボ』による調査」または「『女子高生ラボ』調べ」と出典元を明記するようお願いされています。

女子高生ラボについて

「女子高生ラボ」は、ティーン向けエンタテインメント事業を展開する株式会社with tが運営する、女子高生の「最旬トレンド」を発信・分析するメディア&シンクタンクです。全国の女子高生約500名が所属し、Z世代のリアルなトレンドとインサイトを収集・発信しています。

女子高生ラボのロゴ

企業は、女子高生ラボのネットワークを活用し、現役女子高生が商品やサービスを体験したフィードバックをマーケティング施策に活かすことができます。Z世代に響くSNSプロモーション企画や新商品・サービスの開発支援、PR施策の提案などが可能です。

会社概要

  • 社名: 株式会社with t

  • 所在地: 東京都渋谷区渋谷1-22-2 グラフィオ渋谷 2F

  • 代表者: 代表取締役社長 宮城啓太

  • 事業内容: オーディション事業、マーケティング支援事業、イベント事業、プロダクション事業

  • 公式サイト: http://with-t.co.jp/