鋳物の廃材から生まれたお香「incense 鋳造」が東京香堂とのコラボレーションで登場

鋳造の歴史と香りの伝統が交差する物語

株式会社ヤナギモトは、大阪府堺市で梵鐘の鋳造を専門とした河内鋳物師の技術を受け継ぎ、1954年に創業しました。以来、社会インフラを支える鋳造品を供給し続けています。

一方、東京香堂は1935年に寺院向け線香の卸売業として始まった株式会社なかほりの独自の技術を探求し、フランスの調香技術と融合させたメゾン・インセンスブランドです。どちらの企業も「寺院」にルーツを持ち、祈りや文化と深く結びついています。

ALMOSTBLACKが両者を引き合わせたことで、この特別なコラボレーションは実現しました。鋳造の過程で生じる廃材から香りの成分を抽出するという、東京香堂の独自の技術が光ります。まるで仏教における輪廻転生のように、廃材が新たな価値を持つお香へと生まれ変わるのです。合成香料が発達した現代において、素材の循環を日本的な価値観として捉え、この「鋳物」のお香「incense 鋳造」は誕生しました。

溶融金属から立ち上る炎と煙

鋳造所で溶融金属を鋳型に注ぎ込む作業員たち

燃え尽きた線香の束と灰

多数の線香が並べられたクローズアップ

POP UPイベントで「incense 鋳造」の世界を体験

「incense 鋳造」の発売を記念し、東京・青山にて3日間のPOP UPイベントが開催されます。この機会に、その独特な香りと世界観に触れてみてはいかがでしょうか。

開催概要

  • 開催日時

    • 2026年4月10日(金)13:00-20:00(16:00よりレセプション開催)

    • 2026年4月11日(土)12:00-19:00

    • 2026年4月12日(日)12:00-18:00

  • 会場
    PORTE AOYAMA
    東京都渋谷区神宮前3丁目1−24 ソフトタウン青山 105

商品ラインナップ

<incense 鋳造>

価格:3,850円(tax in)
内容:12本入り
燃焼時間:約15分
素材:100% natural

パッケージは、原料が生まれたヤナギモトの工場で撮影された写真を使用しており、全5パターンから好みのデザインを選べます。

「incense 鋳造」のパッケージ

「incense 鋳造」の異なるパッケージデザイン

<Limited Tshirt>

ALMOSTBLACKによる、パッケージデザインと連動したTシャツ6型が、このPOP UPイベント限定でリリースされます。

価格:6,600円(tax in)
カラー:WHITE / BLACK
サイズ:M, L, XL

白Tシャツに抽象的なグラフィック

黒Tシャツに抽象的なグラフィック

各ブランドについて

株式会社ヤナギモト

YANAGIMOTOロゴ

1954年創業。鋳物のポンプ部品の鋳造を手がけ、1987年には鋳型の製造方法で特許を取得しています。近年は、自社ブランド「CURFENI」の運営や、写真家・山谷佑介氏による写真集「24/24 SAKAI」の刊行など、プロダクトデザインやカルチャー領域にも活動を広げています。

東京香堂 | TOKYO KODO

TOKYO KODOロゴ

ペレス千夏子氏とジョフレ氏による、日本の伝統的なお香文化とフランスの調香技術を融合したメゾン・インセンスブランドです。原料選定から製造まで一貫して手がけ、香りを嗜好品に留めず、デザインやアートの領域へと昇華させることを追求しています。

ALMOSTBLACK

ALMOSTBLACKロゴ

2015年AWに設立されたブランド。「Collage the beauty that I love.」をコンセプトに、デザイナー中嶋峻太氏が愛するアートや工芸、日本の美意識をミリタリーやドレス、モードといった要素と重ね合わせて表現しています。

このコラボレーションは、ものづくりの新たな可能性を示し、私たちに香りの奥深さと、環境への優しい視点を届けてくれることでしょう。