入間市と「ゴリラの家族」が目指すもの
入間市は、こどもたちの多様な学びを支援するため、地域社会と連携した居場所づくりに注力しています。その中で協力しているのが、長年のボランティア経験を持つメンバーが集まる「ゴリラの家族」です。彼らは、学校に行きづらいこどもたちや、家庭の事情で十分な食事ができないこどもたちと日々向き合っています。こどもたちにとって本当に必要なのは、「ここにいていいんだ」と心から安心できる場所です。この「ゴリラ祭り」は、市と地域が一体となって、こどもたちの温かい第三の居場所を守り育むための重要な機会となります。

こどもたちの小さな大冒険
「ゴリラの家族」の活動を象徴する出来事として、過去の宿泊キャンプでのエピソードが挙げられます。班に入れず「誰もおれのことを見てくれない」と泣いていた小学4年生の男の子に対し、スタッフは「君が頑張っていることは全部見ている。やったことを一つ残らず報告しにおいで」と伝えました。その少年は、スタッフに認められる喜びを知り、キャンプを乗り切りました。数年後、その少年は「自分が楽しませてもらった経験を、次世代に繋げたい」という純粋な想いから、「ゴリラの家族」の運営スタッフとして、かつて自分が受け取った温かさを今度はこどもたちへと手渡しています。

今回のゴリラ祭りでも、こどもたちは様々な壁にぶつかりながら準備を進めています。例えば、2部屋を使った脱出ゲームを担当する中高生チームは、予算の制約に悩みながらも「内装のクオリティを上げたい」と、近所の段ボールを集めたり、大人のスタッフに資材の提供を依頼したりと、自ら工夫して奔走しています。飲食ブースでも、こどもたち自身が何度もアンケートを取り、試作を重ねて提供する味を決めています。



こどもたちの「やってみたい」が詰まったお祭り
最初は自分の意見を言えなかったこどもたちが、大人を信頼し、自ら「これをやってみたい」と声を上げて形にした企画ばかりです。
開催概要
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日時:令和8年3月22日(日) 12時〜16時30分
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場所:扇町屋地区センター (入間市扇町屋1-9-34)
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内容:こどもたちが企画・運営する飲食(パンケーキ等)、ゲーム(脱出ゲーム等)。今回はこどもたちがドラムやボーカルを担当するライブ演奏や、自ら手を挙げた高校生による専属カメラマンの撮影も予定されています。
入間市が描く未来
入間市は、こどもたちが自らの手で作り上げるこのお祭りを全力でサポートします。不手際や不格好な部分があったとしても、こどもたちが自分たちで考え、仲間と協力し、「やり切った!」と笑顔になれる一日を目指しています。失敗を恐れず、前向きに進もうとするこどもたちの姿を、地域全体で温かく見守るきっかけとなることを期待しています。
入間市は2022年に内閣府より「SDGs未来都市」に選定され、「健康と幸せを実感できる未来共創都市『Well-being Cityいるま』」をビジョンに掲げ、持続可能なまちづくりを推進しています。伝統的な狭山茶文化を大切にしつつ、多様な文化や価値観を取り入れたまちづくりを進めており、市民とともに未来を描く「未来の原風景」プロジェクトにも取り組んでいます。

関連情報
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いるま未来共創ラボ: https://www.city.iruma.saitama.jp/gyosei_joho/purpose/10547.html
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入間市公式ホームページ: https://www.city.iruma.saitama.jp/
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X(旧Twitter): https://twitter.com/_irumacity
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