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大阪で生成AIハッカソンが盛況裏に開催、中学生から社会人まで21作品が完成し作品ギャラリーを公開

大阪で生成AIハッカソンが開催、多様な参加者がゲーム制作に挑戦

2026年2月14日、大阪のグラングリーン大阪にて「生成AIハッカソン in 大阪」が開催されました。神戸市が主催するデジタル人材育成プロジェクト「こうべデジタル活動部」の一環として、大阪AI文化万博、そしてさくらインターネット株式会社が運営する「Blooming Camp」との共催で実現したこのイベントには、中学生から50代の社会人まで23名が参加しました。参加者はGoogleの生成AI開発ツール「Google AI Studio(Gemini)」を使い、プログラミング未経験者も含む全員が、わずか90分で21作品ものオリジナルゲームを完成させました。

生成AIハッカソン in 大阪の集合写真

AI時代を生き抜く「学び方」と「信頼」

ハッカソンに先立ち、2名のゲストによる基調講演が行われました。

NTT西日本で再生可能エネルギー事業のエンジニアを務め、現在はNTTソルマーレにて北米向けゲーム開発に携わる山門 樹氏は、「知る・使う・続ける」の3ステップでAIとの向き合い方を提案しました。情報過多の時代において、ストレスなくAIを学び続ける具体的な方法として、「全ての情報を追う必要はなく、キーワードだけ拾って気になるものだけ深掘りすれば良い」「無料で使い倒すことで解像度が上がる」と語りました。

山門 樹氏の基調講演風景

また、日本最大級のAIオンラインコミュニティを運営し、大阪・関西万博のマツコロイド会話システム開発にも携わった株式会社Sakura Rin 代表取締役の徳永 勝里氏は、「AI時代に一番大事な能力」をテーマに講演を行いました。「技術で差別化するのは難しい時代になりつつある。センスもマーケティングもAIが追いついてくる中で、差別化できるのは信頼性である」と断言し、SNSでの瞬間的な注目よりもコミュニティを通じた信頼構築の重要性を強調しました。

徳永 勝里氏の基調講演風景

90分で21作品のゲームが誕生

基調講演後に行われたハッカソンでは、「バレンタインデーまたは節分」をテーマに、参加者それぞれがGoogle AI Studio(Gemini)を用いてオリジナルゲームの企画・制作に挑みました。プログラミング未経験者も多い中、運営スタッフのサポートを受けながら、見学者を除く21名全員がゲームを完成させました。発表パートでは、10名以上が自作ゲームのデモとこだわりを披露し、会場は大きな盛り上がりを見せました。

ハッカソンでのプレゼンテーション風景

輝かしい受賞作品

審査と参加者全員の投票により、以下の4作品が受賞しました。

  • 最優秀賞鬼は外、福はうち、キモいアイツはあっちいけ!!(制作者:ユー)

    • バレンタインと節分を掛け合わせた豆まきゲームで、シンプルな操作性とユニークな発想が高く評価されました。
      最優秀賞作品「鬼は外、福はうち、キモいアイツはあっちいけ!!」のゲーム画面
  • 大阪AI文化万博賞神戸バレンタインデート(仮)(制作者:mami)

    • 神戸の街を舞台にした恋愛シミュレーションゲームです。
      大阪AI文化万博賞作品「神戸バレンタインデート(仮)」のゲーム画面
  • 審査員賞チョコの海にダイブ(仮)(制作者:IRO)

    • 横スクロールのジャンプアクションゲームです。
      審査員賞作品「チョコの海にダイブ(仮)」のゲーム画面
  • オーディエンス賞Grand Chocolatier(制作者:malg_eum)

    • チョコレートづくりのシミュレーションゲームです。
      オーディエンス賞作品「Grand Chocolatier」のゲーム画面

バレンタイン・節分というテーマの中で、参加者のアイデアとGoogle AI Studio(Gemini)の活用により、ジャンルの多彩さが際立つ作品が多数生まれました。

全作品をオンラインギャラリーで公開

今回のハッカソンで制作された全21作品は、作品ギャラリーにて公開されています。Google AI Studio(Gemini)の共有リンクとして提供されており、ブラウザ上で手軽にプレイして、参加者の創造性と生成AIの可能性を体験できます。

作品ギャラリーの告知画像

作品ギャラリー全作品一覧の様子

参加者の声と今後の展望

イベント後のアンケートでは、イベント満足度94%(4.70/5.0点)、仕事・学業との関連性83%(4.15/5.0点)を記録し、参加者からは「AIでゲームが作れることを初めて知った」「エンジニアでなくても作れる」「アウトプットができたことが良かった」といった声が寄せられました。特に、技術だけでなく「信頼、コミュニティ」の重要性を実感したという高校生のコメントは、本イベントが単なる技術習得の場に留まらない価値を提供したことを示しています。

こうべデジタル活動部と大阪AI文化万博のコラボレーションイベント集合写真

本イベントは、神戸市が主催するデジタル人材育成プロジェクト「こうべデジタル活動部」の一環として実施されました。AIリスキル株式会社が運営を担当し、これまで画像・動画生成AI、資料作成AI、AIエージェントなど多様なテーマで計8回のイベントを開催、延べ200名以上が参加しています。こうべデジタル活動部は2026年3月まで継続して開催され、最終回となる3月14日のイベントでは、Geminiを使った「じぶんの発信」ワークが予定されています。

AIリスキル株式会社は、今後も関西を拠点とした生成AI人材育成イベントの企画・運営を推進していくとのことです。企業・自治体向けの研修やハッカソンの企画に関する相談も受け付けています。

AIリスキル株式会社は、月間5万人以上が利用する生成AIプラットフォーム「AIツールギャラリー」を運営しており、600以上のAIツール情報と2,000以上の記事を提供しています。企業や自治体へのAI導入支援、研修・コンサルティングを通じて、マーケティングと人材育成の両面からAI活用を推進しています。

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