京都芸術大学、新鋭アーティストグループ展「のちの_____である」を開催
京都芸術大学は、2026年4月1日(水)から19日(日)まで、グループ展「のちの_____である Pre-X: Before we knew what to call it」を開催します。本展では、今まさに羽ばたこうとする新鋭のアーティストたちに焦点を当て、映像メディアや立体作品など、多様な表現が一堂に会します。

展覧会のコンセプト
「のちの_____である」というタイトルには、後世からの評価がまだ確定していない、作家や作品の「現在地」を表す意味が込められています。評価や物語が定着する以前の、だからこそ無限の可能性と強さを秘めた作品群を、京都芸術大学の美術展示ホール「ギャルリ・オーブ」の新年度初回企画として展示します。訪れる皆さまには、作品の前で立ち止まり、言語では捉えきれない感触を受け取りながら思考を巡らせる、そんな静かな時間を通じて、それぞれの「のち」を考える足場となることを願っています。
開催概要
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会期: 2026年4月1日(水)~19日(日)
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時間: 10:00~17:00
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会場: 京都芸術大学 瓜生山キャンパス ギャルリ・オーブ
〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116 -
入場料: 無料
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アーティスト・トーク: 4月17日(金)18時~
参加アーティストによるトークイベントが予定されています。 -
主催: 京都芸術大学
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企画: 川合匠
注目の出品作家たち
本展には、京都芸術大学で学んだ新鋭アーティストを中心に、大学院生、教員を加えた7組が参加します。それぞれの個性と可能性に満ちた表現にご注目ください。
ジダーノワアリーナ
情報デザイン学科卒業生で、映像作家・キュレーターとして京都を拠点に活動しています。国内外での展覧会やレジデンスプログラムへの参加、数々の受賞歴を持つ注目のアーティストです。

R E M A
美術工芸学科卒業後、大学院修士課程を修了。生の違和感や役割意識をテーマに、自己のイメージを媒介として探求する作品を制作しています。大阪・関西万博協賛パブリックアートや個展など、精力的に活動を展開しています。

米村優人
美術工芸学科卒業の美術家で、粘土、石、FRPなど多様な素材を用いた制作を行います。近年の個展では、境界的存在としての「人々」を再定義する空間を構成し、注目を集めました。

倉知智之介
情報デザイン学科卒業後、東京藝術大学大学院修士課程を修了。日常生活の中の「可笑しさ」に焦点を当て、映像を中心にインスタレーションやパフォーマンスを展開しています。国内外での展示多数。

張嘉原(チョウカゲン)
大学院博士課程に在籍中で、写真を学びアーカイブ的アートを軸に制作・研究を行っています。個人の記憶が社会的なイメージと交差する過程に着目し、写真や映像を思考と関係生成の場として再定義しています。

趙彤陽(チョウトウヨウ)
大学院博士課程に在籍中で、写真、映像、インスタレーションを横断的な表現媒体とし、身体とメディアの相関性を一貫した主題として活動しています。国内外での展示やレジデンス参加、奨学生選出など、その活躍が期待されます。

カワイオカムラ(賛助出品)
川合匠教授と岡村寛生氏によるアートユニットで、映像作家としても活躍しています。国際映画祭での受賞歴も豊富で、本展では賛助出品として参加します。

企画者からのメッセージ
企画者の川合匠教授(京都芸術大学 芸術学部 情報デザイン学科)は、「無数の像や言葉が瞬時に生まれ流通し消費される時代にあっても、制作や表現は効率や機能といった尺度を超える広がりを備えています。会場に身を置き、作品の前で立ち止まり、言語に収まりきらない感触を受け取りながら思考をめぐらせる。その時間が、それぞれの「のち」を考える静かな足場となることを願っています。」とコメントしています。

京都芸術大学について
京都芸術大学は、通学課程・通信教育課程を合わせて約23,000名が学ぶ日本最大級の総合芸術大学です。2027年には創立50周年を迎えます。「藝術立国」を教育目標に掲げ、特に「社会と芸術」の関わりを重視した芸術教育を推進しています。企業や自治体の課題をアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」を年間100件以上実施し、社会性を備えた表現者の育成に力を入れています。

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所在地: 〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116


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