日本コンテンツの海外進出を加速する背景
日本のコンテンツ産業は、アニメ、漫画、ゲームなどを中心に海外売上高が2023年に約5.8兆円に達し、半導体や鉄鋼といった主要輸出産業に匹敵する規模へと急成長しています。政府もこの分野を成長戦略の重点項目と位置付け、2033年までに海外売上高20兆円という高い目標を掲げています。特に漫画は、アニメ化やメディアミックスの源泉となるコアコンテンツとして、世界中のファンから熱烈な支持を得ています。
しかし、この爆発的な需要に対し、言語の壁を越える「翻訳」の供給スピードが追いつかないという課題がありました。viviONは、この需給ギャップを解消し、日本の優れたコミック作品を「正規版」としてより速く、より広く世界へ届けるため、「みんなで翻訳」を出版社向けに本格始動させ、新たな多言語展開の体制を構築しました。
「みんなで翻訳」とは
「みんなで翻訳」は、世界中にマンガや音声作品を届けたいクリエイターと翻訳者をつなぎ、良質な翻訳作品を世界に届けるサービスです。現在、英語圏だけでなく、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語など全13言語に対応しています。
このサービス最大の特長は、登録している翻訳者たちが、作品への深い理解と情熱を持つ「ネイティブのファン」であるという点です。単なる直訳ではなく、ファンならではの視点で作品の熱量やニュアンスを汲み取った高品質な翻訳を実現しています。さらに、翻訳者自身が作品の「インフルエンサー」となり、自身のSNSや各国のコミュニティを通して原作の魅力を発信する役割も担っています。これにより、翻訳版の販売だけでなく、現地のファンコミュニティへ直接魅力を届けることが可能となります。
「みんなで翻訳」の詳細はこちらをご覧ください。
https://min-hon.net/
増え続ける多言語ユーザーと「正規版」への熱望
viviONグループ全体における海外ユーザーの売上比率は約15%に達しており、登録者数の伸長率も高い水準で推移しています。世界中のファンからは「公式な正規版が販売されていないため、海賊版を利用するしかない」という切実な声も多く、適切な形での流通である正規版を求める声が日増しに強まっています。「みんなで翻訳」は、ファンの翻訳であるからこそ、単なる直訳ではない作品の世界観に最適化された翻訳を可能とし、増え続ける多言語ユーザーの期待に高精度かつスピーディーに応えることで、巨大な潜在市場を正規ルートで開拓していくことが期待されます。
『キャプテン翼』原作者・高橋陽一氏のコメント
『キャプテン翼』原作者の高橋陽一氏は、今回の取り組みについて「翼たちの物語がこうした形で翻訳され、多言語で世界中の方々の手元に届くようになったことを大変嬉しく思います。『みんなで翻訳』を通じて、日本の漫画が世界へ羽ばたき、より多くの方に楽しんでもらえればと思います」とコメントしています。
翻訳版販売ページはこちらからご覧いただけます。
https://www.comipo.app/min-hon/translation
「みんなで翻訳」の実績と今後のビジョン
サービス開始から4年を迎えた「みんなで翻訳」は、国内最大級の翻訳コミュニティへと成長を遂げています。
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登録翻訳者数:89か国 31,700人(2/17時点)
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累計翻訳作品数:54,965作品
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総売上高:約3.7億円を突破
今後も複数の出版社との連携を一層強化し、ラインナップのさらなる拡充を予定しています。作品が生まれた瞬間に、世界中のファンが自国語で楽しめる、そんな未来の実現に向けて、出版社やクリエイターと共にグローバル展開を一層力強く推進していくとのことです。
株式会社viviONについて

株式会社viviONは、ユーザーとクリエイターが楽しみながら幸せに生きていける社会にするため、総合二次元コンテンツサービスを展開しています。同社では、一緒に働いてくれる方を募集しています。
採用情報はこちらをご覧ください。
https://vivion.jp/recruit/



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