2大メディア統合のねらい
今回の事業統合は、消費者の日本酒への関心をより強固に後押しする、新しい情報プラットフォームの構築をねらいとしています。
「SAKETIMES」は2014年6月にリリースされ、日本酒の魅力、酒蔵紹介、蔵元・杜氏へのインタビュー、専門用語解説、業界ニュースなど、日本酒体験を豊かにする情報を発信してきました。2020年には月間100万PVを突破し、これまでに6,700本を超える記事を掲載。月間約35万人が訪れる国内最大級の日本酒専門ウェブメディアとして、多くの読者に親しまれています。
一方、「SAKE Street」は2019年4月に創刊され、日本酒コミュニティの知識体系化を目指し、実務に役立つ専門性の高い情報を発信してきました。運営元の酒ストリート株式会社は、実店舗運営や輸出事業も手掛けています。
この統合により、「楽しむ・学ぶ・深める」といった日本酒への関心を、さらに「体験する・買う」へと繋げる情報プラットフォームの構築が目指されます。
体制統合後の運営方針と今後の取り組み
「SAKETIMES」と「SAKE Street」はそれぞれの強みを活かし、運営体制を継続します。SAKETIMESは編集長 小池氏以下、従来の体制を維持し、創業者である株式会社Clear 代表 生駒氏もファウンダーとして助言やコンテンツ出演を続ける予定です。
SAKETIMESが強化する「今」と「体験」
SAKETIMESは、多くの読者ファンと全国の酒蔵とのリレーションシップを活かし、日本酒の「今」を伝え広げる力をさらに強化します。外部メディアとの連携を強化し、情報の網羅性とリーチ拡大を図ります。また、酒ストリート店舗との連携を開始し、記事と連動した「リアルの体験」を読者に提供する企画も進められています。
SAKE Streetが強化する「知」を集約するナレッジベース機能
SAKE Streetは、専門性の高い情報の企画と取材力を強化します。クラウドファンディングのマーケティング支援や、日本酒産業の課題に関する勉強会の開催、レポートやホワイトペーパーの提供に注力します。さらに、SAKETIMESのリーチ力を活かして消費動向調査を実施し、その結果をSAKE Streetのデータベースのバリエーション拡大に繋げる計画です。
共同で行う今後の取り組み
両メディアは、グローバル展開をさらに強化します。2016年から海外向けに「SAKETIMES International」をリリースしていますが、今後、日本語コンテンツの翻訳を推進し、多言語での展開を予定しています。また、YouTubeチャンネルを開設し、テキストでは伝えにくい日本酒の香りや味わい、美味しさを動画で分かりやすく発信していくことも企画されています。
統合記念企画と新たな挑戦
2026年4月から7月にかけて、以下の3つの新企画が開催されます。
市場動向勉強会「日本酒の新興企業における業界再編の今」
メディアおよび業界関係者向けの市場動向勉強会と合同発表会が二部構成で開催されます。第一部では、日本酒ベンチャーや新興企業の動向に関する勉強会を行い、第二部では今回の事業譲渡の背景と、両社メディア事業が実現する具体的な展望について説明する合同発表会が開催されます。
開催日時: 4月27日(月)14:00-16:00
会場: SSIサケアカデミー(東京都文京区小石川1-15-17 TN小石川ビル7F)
定員: オフライン参加25名 (オンライン受講に定員なし)
対象者: メディア関係者、日本酒産業従事者
申し込み方法: こちらからお申し込みください
SAKETIMES全国ツアー
5月から7月にかけて、SAKETIMESが日本全国の蔵元や日本酒関連企業を訪問し、日本酒の「今」を取材します。その一部は媒体を通じて紹介され、北海道から九州まで各地を訪れ、リアルな情報が読者に届けられます。訪問先は随時募集しており、興味のある企業・団体はmedia@sake.stまでお問い合わせください。
日本酒の情報発信のための教育プログラム「SAKE Media Lab」体験会開催
酒ストリート株式会社は、日本酒の情報発信を担う人材向けの社内教育プログラムの整備を進めており、外部向けの提供も計画しています。その内容を先行して体験できる2日間のプログラムで、モニター参加者(有料)が募集されます。酒ストリート株式会社は、このプログラムを通じて日本酒を伝える人材の育成に貢献することを目指します。
応募フォーム: こちらからお申し込みください
代表者の言葉
株式会社Clear 代表取締役 生駒 龍史氏

「2014年のリリース以来、SAKETIMESは日本酒の魅力と価値を伝えるメディアとして歩んできました。このたび新たな体制のもとで、次の成長ステージへ進むことになります。これまで支えてくださった読者、酒蔵、関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。SAKETIMESがこれからも日本酒文化の発展に貢献していくことを願っています。」
SAKETIMES編集長 小池 潤氏

「SAKETIMESは、創業からの約12年間で7,500本超の記事を掲載してきました。お世話になったみなさまに、心から感謝いたします。日本酒の情報をさまざまな角度から発信していますが、日本酒の魅力はまだまだ語り切れません。事業譲渡をきっかけに新たな視点や発想を取り入れながら、日本酒のおもしろさをより広く伝えていきます。」
酒ストリート株式会社 代表取締役 藤田 利尚氏

「2019年のSAKE Street創刊前から、SAKETIMESは日本酒メディアのトップランナーとして、いつも私たちの前を走っている存在でした。その運営を担う重みをしっかりと受け止め、新たな一歩を踏み出します。両メディアの力を新体制に結集することで、日本酒の未来をより豊かにする発信に全力で取り組んでまいります。」
SAKE Street編集長 二戸 浩平氏

「小池さんをはじめ、SAKETIMES編集部の皆さんとは、これまでも日本酒に関する情報発信の分野で協力関係を築いてきました。一つの体制で取り組むこれからは、双方の個性を活かした、より力強い発信が可能になります。チームの力を最大限に高め、日本酒に関わる皆様に喜んでいただける新しい挑戦を続けていきます。」
各メディアと運営会社について
日本酒をもっと知りたくなるWEBメディア「SAKETIMES」

「SAKETIMES」は月間約35万人が訪れる日本酒専門ウェブメディアです。酒蔵の紹介、杜氏・蔵元へのインタビュー、銘柄レビュー、イベントレポート、飲食店・酒屋の紹介、酒器やペアリングなどの楽しみ方、専門用語解説など、日本酒体験を豊かにするあらゆる情報を提供しています。
SAKETIMESのウェブサイト
プロも愛読の日本酒メディア「SAKE Street」

「SAKE Street」は、日本酒に関する深い知識や、日本酒をもっと楽しく飲むための質の高い情報を発信しています。Smart NewsやGunosyなどの外部媒体への配信も行い、蔵元や酒屋・飲食店から日本酒ファンまで、幅広い層に確かな情報を届けています。
SAKE Streetのウェブサイト
酒ストリート株式会社
酒ストリート株式会社のウェブサイト
所在地: 東京都台東区柳橋1-11-5 柳橋ビル1F
設立: 2018年4月13日
代表取締役: 藤田 利尚
事業内容:
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日本酒専門酒屋「SAKE Street」 (店舗ウェブサイト)
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日本酒専門WEBメディア「SAKE Street」 (メディアウェブサイト)
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日本酒輸出事業
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ソリューション事業(法人様との共同プロジェクト)
株式会社Clear
株式会社Clearのウェブサイト
所在地: 東京都渋谷区渋谷2丁目4ー3 JP渋谷4階
設立: 2013年2月7日
代表取締役: 生駒 龍史
資本金: 1億円
事業内容:
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日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」 (ブランドウェブサイト)
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日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」 (メディアウェブサイト)



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