長篠合戦とは
西暦1575年(天正3年)、武田軍と織田信長・徳川家康連合軍が激突した「長篠・設楽原の戦い」、通称「長篠合戦」。国力で劣る武田軍の若き大将・勝頼は、信長・家康の首級を狙い、長時間にわたる突撃を敢行しました。しかし、その悲願は果たされず、武田家重臣たちが次々と討死し、大敗を喫します。この敗戦は、武田家滅亡へと繋がる大きな転機となりました。
なぜ武田家は「負け戦」へと突き進んだのか。本作は、史実からは読み解けないこの謎に迫るため、武田重臣たちが決戦前夜に交わした「水盃」の逸話をもとに物語を再構成しています。合戦に参戦せず、同年信長によって処刑される美濃岩村城代・秋山虎繁(信友)と、その妻でお艶(つや)の方(信長の叔母で元「女城主」)を主人公に据え、武将たちの「思惑」と「覚悟」、そして戦国の世に生きた人々の「熱き想い」を描く群像劇です。

公開日と舞台挨拶
映画『長篠』は、2026年4月17日(金)より、池袋シネマ・ロサ(https://www.cinemarosa.net/)にて公開されます。
2026年4月18日(土)には、池袋シネマ・ロサでの上映後に舞台挨拶が予定されており、主演の楊原京子さん、金児憲史さん、そして宮下玄覇監督・脚本・プロデューサーらが登壇します。
また、それに先立ち、2026年4月5日(日)には先行上映会が開催されます。こちらでも上映後に舞台挨拶が予定されており、主演のお二人、宮下玄覇監督に加え、歴史系YouTuberのミスター武士道氏が司会を務める予定です。

ポスタービジュアルも解禁
公開日決定と同時に、映画のポスタービジュアルも解禁されました。「戦国最強の男たち、最期の想い」というキャッチコピーが印象的な、臨場感あふれるデザインです。

制作の想いと見どころ
前作『信虎』から5年、京都の映画製作会社ミヤオビピクチャーズが手掛ける本格戦国時代劇映画の第二弾となる本作は、歴史専門書を発行する宮帯出版社を系列にもつ製作会社ならではのこだわりが随所に光ります。監督の宮下玄覇氏は、武田氏研究に力を入れる歴史研究家でもあり、戦国時代に生きる人々のリアルな感情を表現したいとの思いから、会話を中心とした新感覚の群像劇に仕上げました。

本作の見どころ
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特殊メイクアップ・アーティスト江川悦子氏による、本格的な特殊メイクと戦国期の剃り込みの深いかつらのアレンジ。
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武田勝頼の側近である土屋昌恒の子孫、一色航平氏が出演。
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古来から美濃国恵那で飼育された木曽馬が、武田軍として織田軍に突撃する迫力あるシーン。
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本物の甲冑や刀を使用し録音された、刀と刀、刀と甲冑がぶつかり合う臨場感あふれる音響。
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映画『明日、キミのいない世界で』を手掛けた音楽クリエーター広田公氏による、圧倒的な存在感を放つ劇伴。
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主演の秋山夫妻役を、実の夫婦である楊原京子さんと金児憲史さんが演じることで生まれるリアリティ。
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お艶の方が元「女城主」で、秋山虎繁が四人目の夫という設定。
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脚本は、偽書説が覆された『甲陽軍鑑』や長篠合戦の旧記を参考にされており、史実に限りなく近い内容。
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歴史作家・伊東潤先生も推薦しています。


あらすじ
天正3年(1575年)5月、長篠の戦いにおいて、武田軍は三倍の兵力を擁する織田・徳川連合軍の前に壊滅的な敗北を喫しました。撤退という道も残されていたはずの彼らが、なぜ無謀ともいえる決戦へと突き進んだのか。
長篠城を包囲する武田陣営に、織田信長自らが大軍を率いて来援するとの急報が届くと、陣中は騒然となります。武田勝頼とその佞臣(ねいしん)ら主戦派、そして信玄の恩顧を受けた宿老たちによる慎重派は鋭く対立。信長・家康との雌雄を決する覚悟を固めていた勝頼は、武田家の祖霊が宿る「御旗・楯無」に決戦を誓い、もはや後には引けない状況となります。
この決断に反発した重臣たちは密かに結集し、いかに合戦を回避するかを巡って軍議を重ねました。武田家を守るために戦を避けるのか、それとも武門の誇りを貫くのか。揺れる思惑の中、陣中に現れたのは、美濃岩村城代・秋山虎繁(信友)と、その妻であり信長の叔母でもあるお艶(つや)の方でした。二人は、ある「秘策」を携えていたのです。
やがて同年、信長の命により命を奪われる虎繁と、お艶。本作は、二人の視点から物語を紡ぎながら、不戦を唱えていたはずの重臣たちが、なぜあえて「負け戦」を選んだのか、その真相に迫ります。これは単なる敗北の物語ではありません。誇りと覚悟を胸に、歴史の奔流へ身を投じた男たちの選択の物語です。

作品情報
【キャスト&スタッフ】
楊原京子、金児憲史
一色洋平、SHIGETORA、小堀正博、池田 良
風吹銀次郎、萩田博之、大岩主弥、佐藤俊作、入江ケースケ、坂本三成、中井善朗、奥井隆一、竹下 眞、藤木 力、旭屋光太郎、海道力也、パラゴンつよし、宇佐美飛龍、加藤 正、JINJIN、山崎 遊、猪野又 健、一色航平、ことぶきつかさ(ナレーター)
監督・脚本:宮下玄覇(制作総指揮・美術・装飾・編集・キャスティング・時代考証)
撮影:藍河兼一、照明:植田哲成、録音:北嶋世輝
特殊メイク・かつらスーパーバイザー:江川悦子、ヘアメイク:高嵜光代、特殊メイク:平瀬絵美
衣裳:梅只さつき(東映京都撮影所)
音楽:広田 公(HIRO-ON)、音響効果・整音:丹 雄二
VFX:大石泰司、カラーグレーディング:稲川実希
殺陣:宇佐美飛龍、追加撮影:宮崎裕也
助監督・制作主任:鬼村悠希、監督補助:春名 星・佃 光
企画:武田ゆみ・宮下玄覇
プロデューサー:宮下玄覇・赤松 亮
プロダクション統括:落合 毅
製作・配給:ミヤオビピクチャーズ
©ミヤオビピクチャーズ



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