森泉岳土氏×スタニスワフ・レム氏『ソラリス』、第30回手塚治虫文化賞マンガ大賞の最終候補に選出
早川書房が運営するコミックサイト〈ハヤコミ〉から生まれた、森泉岳土氏による漫画『ソラリス』(原作:スタニスワフ・レム)が、朝日新聞社主催「第30回手塚治虫文化賞マンガ大賞」の最終候補作品に選ばれました。連載開始当初からSNSで大きな注目を集め、刊行後も国内各メディアで高い評価を受けています。英語圏をはじめ、中国、台湾、ロシアでの出版も決定しており、原作者レム氏の故郷であるポーランドからもオファーが届くなど、世界的な広がりを見せています。
作品について
スタニスワフ・レム氏の不朽のSF小説を森泉岳土氏が漫画化した『ソラリス』は、上巻と下巻が発売されています。


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マンガ: 森泉岳土
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原作: スタニスワフ・レム
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レーベル: ハヤコミ(ハヤカワ・コミックス)
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発行: 株式会社早川書房
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ブックデザイン: 鈴木成一デザイン室
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判型: A5判
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発売日: 2025年1月22日
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価格: 各1,980円(税込)
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ISBN: 上巻:978-4-15-210399-4 / 下巻:978-4-15-210400-7
作品の詳細はこちらからご確認いただけます。
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商品ページ(上巻): https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000614733/
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商品ページ(下巻): https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000614734/
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試し読み(増量中): https://hayacomic.jp/episodes/36d13573473cb
作品概要
スタニスワフ・レム氏の原作小説『ソラリス』は、1961年にポーランドで発表されたSF文学の傑作です。意識を持つ広大な海に覆われた惑星ソラリスを舞台に、人間の記憶、他者理解、そして真のコミュニケーションの不可能性を問いかける哲学的な内容で、世界各国で長年にわたり読まれています。AIが急速に発展する現代において、「人間を超える知性とどう向き合うか」という作品のテーマは、改めて注目を集めています。
本作品は、アンドレイ・タルコフスキー監督とスティーヴン・ソダーバーグ監督による2度の映画化でも知られています。また、「SFマガジン」2025年2月号のSFオールタイムベストの投票では第1位を獲得しました。
深遠な原作の世界を、森泉岳土氏が繊細かつ詩情あふれる筆致で描き出したコミック版は、これまで難解とされてきた『ソラリス』をより多くの読者へと届けています。


著者・原作者について
森泉岳土 Takehito Moriizumi
1975年、東京生まれのマンガ家。2010年に「森のマリー」でデビューしました。代表作には『カフカの「城」他三篇』、『報いは報い、罰は罰』、『セリー』などがあります。また、義父である大林宣彦監督との日々を綴った著書『ぼくの大林宣彦クロニクル』も刊行しています。
森泉岳土氏の公式Xアカウントはこちらです: https://x.com/moriizumii
スタニスワフ・レム Stanisław Lem(原作)
1921年、旧ポーランド領ルヴフ生まれ。20世紀を代表するSF作家の一人です。『ソラリス』(1961)はレム氏の代表作であり、世界的な古典として知られています。アンドレイ・タルコフスキー監督とスティーヴン・ソダーバーグ監督の両氏により映画化されました。その他の作品に『エデン』、『完全な真空』、『泰平ヨンの航星日記』などがあります。中欧の小都市から人類と宇宙の未来を考察し続けた「クラクフの賢人」として知られ、2006年に逝去しました。
マンガ家コメント
森泉岳土氏より、今回のノミネートを受けてコメントが寄せられています。
「普段は墨と爪楊枝でマンガを描いていますが、本作『ソラリス』では鉛筆を使用し、地球側は『線』で描いて余白をつくり、ソラリス側は黒々と『面』で描きました。二つの世界が交わらないかもしれない、そんな思いを絵で表現したかったからです。手間のかかる画法でしたが、作品には求められるタッチがあり、ソラリスのマンガ化にはこの描き方が不可欠でした。手塚治虫文化賞のノミネートの連絡を受けた際は、本当のことかと信じられず、しばらく誰にも話せませんでした。それほど驚きで、とても嬉しいです。原作者レム氏が描いた『ソラリス』が持つ、豊かなビジョンの魅力のおかげだと感じています。」
推薦コメント
『ソラリス』の訳者であり、東京大学名誉教授である沼野充義氏からは、「圧倒的な魔法のような筆力でエンディングに流れこんでいく! 感動的だ!」との推薦コメントが寄せられています。
編集部コメント
〈ハヤコミ〉編集部からは、「森泉さんが『「ソラリス」をやりたい』と仰ったとき、思わず『本当にやるんですか』と尋ねてしまいました。あの難解な原作に真正面から挑んだことが、今回のノミネートに繋がったのだと思います。森泉さんの次回作はカズオ・イシグロ原作『夜想曲集』です。どうぞお楽しみに。」とのコメントが寄せられています。
〈ハヤコミ〉について
〈ハヤコミ〉は、創業81年の早川書房が2024年7月23日に開設した公式コミックサイトです。毎週火曜日に更新され、SF・ミステリ文学の「世界的名作×マンガ」のコミカライズを軸としつつ、オリジナルコミックの発表の場としても拡充を進めています。第一弾ラインナップには本作『ソラリス』のほか、アガサ・クリスティー原作『そして誰もいなくなった』(マンガ:二階堂彩)、2022年本屋大賞受賞作のコミック化『同志少女よ、敵を撃て』(マンガ:鎌谷悠希、原作:逢坂冬馬)などがあります。『そして誰もいなくなった』は、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、中国語など11言語での翻訳出版が決定しており、さらなる国々からもオファーが届いています。
〈ハヤコミ〉公式サイトはこちら: https://hayacomic.jp
〈ハヤコミ〉公式Xアカウントはこちら: https://x.com/hayacomic
今後の展望
〈ハヤコミ〉は今後、世界的な文学作品のコミカライズに加え、オリジナルコミックのラインナップも本格的に拡充していく方針です。また、ハヤコミ作品の海外および映像展開を視野に入れたIP開発を積極的に推進し、グローバルな読者・視聴者へのリーチを強化していくことでしょう。
手塚治虫文化賞について
手塚治虫文化賞は、手塚治虫氏の業績を記念し、朝日新聞社が1997年に創設した賞です。第30回となる今回は、2025年に国内で刊行・発表されたマンガを対象に選考が行われています。
詳細はこちらからご確認いただけます: https://www.asahi.com/corporate/award/tezuka/
早川書房の公式サイトはこちらです: https://www.hayakawa-online.co.jp/



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