専門知識不要!スマホひとつでアクキーが完成
この新しいシミュレーターは、スマートフォンひとつで、誰でも簡単に自分だけのアクリルキーホルダーを1個からデザイン・注文できるのが特徴です。これまでハードルとなっていた入稿データの作成を不要にし、ユーザーは「作りたい」という純粋な気持ちを形にできるようになります。
従来の制作フローでは、イラストを描いた後、専門的な知識を要する入稿データ作成(AI形式への変換、白押さえの指定、カットラインの作成など)が必須でした。この工程で多くのユーザーが挫折し、「画像の調整ができない」「スマホの写真しかないけれど作れないか」といった相談がホットモバイリーには日々寄せられていたといいます。

ホットモバイリーが目指したのは、「プロ並みの仕上がり」と「初心者でも直感的に操作できるユーザーインターフェース」の両立でした。既存の簡易的なツールでは、アクリル特有の透明感の表現や、複雑な形状に対する自動カットライン生成の精度に限界があったため、同社は自社開発の道を選びました。
創業の地、タイでの「原点回帰」プロジェクト
この画期的なシミュレーターは、ホットモバイリーの海外拠点であるタイ・バンコクにて、一人のエンジニアによってゼロから開発されました。
運営会社であるユー・アンド・アース株式会社は、2005年にタイ・バンコクでソフトウェア開発会社として創業しました。その後、ノベルティグッズ製作へと事業を転換し、現在の地位を築きましたが、創業時の「テクノロジーで課題を解決する」というDNAは社内に受け継がれていました。

今回のシミュレーター開発は、グッズ製作で培った「アナログなモノづくりのノウハウ」と、創業の地タイの「デジタル技術力」を結集させた、「原点回帰」のプロジェクトだったと言えるでしょう。
バンコクの天才コーダー「Oさん」の挑戦
このプロジェクトの中心となったのは、タイ拠点の熟練コーダー、通称「Oさん」です。彼は社内でもその技術力と職人気質なこだわりで知られる存在です。
ブラウザ上でベクターデータ(拡大縮小しても荒れない画像データ)を扱い、ユーザーがアップロードしたラスター画像(JPGやPNG)から瞬時に滑らかなカットラインを自動生成する処理は、サーバーへの負荷も高く、高度なアルゴリズムを要します。外部のコンサルタントからは「ブラウザベースでここまでの精度を出すのは難しい」という声もありましたが、Oさんは「Webで完結させなければ意味がない。僕ならできる」と語り、最新のWeb技術を駆使して開発を推進しました。

新機能「デザインシミュレーター」の全貌
Oさんと開発チームがこだわり抜いて完成させたシミュレーターの主な機能は以下の通りです。
- カートに入れてからデザイン!新感覚のオーダーフロー
注文内容を決めてからデザインを開始するフローを採用。選んだ仕様に合わせた最適なキャンバスが用意されます。 - 驚異の「自動カットライン生成」
画像をアップロードし、「カットラインを生成」ボタンを押すだけで、AI技術を活用したシステムが画像の輪郭を解析し、最適なカットラインを瞬時に自動生成します。専門知識は一切不要です。 - 「背景削除」もワンクリック
アップロードした画像に白い背景があっても、「背景削除(自動)」にチェックを入れるだけで、被写体だけをきれいに切り抜くことが可能です。 - 穴位置(リング)を自由に配置
アタッチメントを通す穴の位置をドラッグ操作で自由に調整できます。デザインとのバランスを見ながら最適な位置に配置可能です。 - 「白押さえ」も完全自動化
アクリルグッズ製作で初心者が悩みがちな「白押さえ(透け防止の白インク層)」データも、システムが自動生成します。 - そのまま注文確定へ
デザインが完成したら、生成されたカットデータがカートに保存され、すぐに購入手続きに進めます。データ入稿や修正のやり取りといった待ち時間がなく、スピーディーな注文が可能です。

実際に使ってみた――ユーザー目線のレビュー
実際にシミュレーターを使って、オリジナルのアクリルキーホルダーを作成する体験は、非常に直感的でスムーズでした。
- 画像アップロード: スマートフォンのカメラロールから愛猫の写真をアップロード。背景透過がされていない写真でしたが、「背景除去ツール」を使うと、ワンタップで猫だけが綺麗に切り抜かれました。
- カットライン調整: 「カットライン自動生成」ボタンを押すと、瞬時に猫の形に沿った滑らかなラインが表示されます。
- 金具の穴位置決定: アタッチメントを通す穴の位置を、プレビューを見ながらドラッグで自由に調整できました。
- 注文: デザインから注文まで、わずか5分で完了しました。

このシミュレーターは、これまで「データ作成が難しいから」とオリジナルグッズ制作を諦めていた方々にとって、まさに「魔法のキャンバス」となるでしょう。タイの技術力と日本のものづくり品質が融合したこのツールは、単なる便利ツールにとどまらず、クリエイティビティを解放する新たな体験を提供します。
サービスの詳細はこちらからご覧いただけます。
担当者コメント
ホットモバイリーのビジネスオーナー部/課長代理である高堰 智章氏は、以下のようにコメントしています。
「『もっと手軽に、写真1枚で形にしたい』というお客様の声を形にするため、直感的に使えるシミュレーター機能を開発いたしました。当社は品質に強い誇りを持っています。操作のハードルを下げることで、これまで接点のなかった多くの方々に、弊社の『本物のクオリティ』をお届けできることを強く期待しています。」




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