開催の背景:二つの伝建地区の魅力を再発見
八女市には、江戸から明治期にかけての町家や蔵が残る福島地区と、落ち着いた町並みが広がる黒木地区という、異なる魅力を持つ二つの伝建地区が存在します。しかし、これらの地区の魅力や違いは、まだ十分に知られているとは言えない状況でした。また、歴史的な町並みは見どころが点在しやすく、初めて訪れる方ほど「どこをどう巡れば良いか」が分かりにくいという課題も指摘されています。
本イベントは、参加者が目的地探しではなく、物語を追う中で自然と町を巡る導線を設計することで、八女の美しい景観を堪能できるように工夫されています。さらに、ひな祭りシーズンに合わせて八女ならではの箱雛を物語の核に据えることで、歴史的景観と季節の行事を組み合わせた、新たな来訪動機を創出することを目指しています。
イベント概要:消えた箱雛の謎を追う物語
『うつろの箱雛』は、福島地区と黒木地区の町並みを実際に歩きながら楽しむ、周遊型の謎解きイベントです。
ストーリー
長い間受け継がれてきた箱雛が、ある日突然、中から消えてしまいます。残されていたのは、謎が書かれた紙だけ。参加者は物語の登場人物として、町の各所に隠された手がかりをたどり、消えた人形の足取りを追いながら、その謎を解き明かしていきます。

参加方法と詳細
期間中に、下記いずれかの受付場所へお越しください。物語の導入、問題、地図が掲載された解答用紙が配布されます。
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福島エリア受付:八女市茶のくに観光案内所、横町町家交流館
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黒木エリア受付:旧松木家住宅
難易度は謎解き初心者や小学生以上の親子でも取り組みやすいように設定されており、1エリアあたりの所要時間は約60~90分です。福島・黒木の両地区を巡る場合は、車での移動が必要となり、約25分かかります。途中で店舗やカフェに立ち寄りながら、ゆっくりと散策を楽しむことも可能です。
参加費は無料で、事前の申し込みは不要です。ただし、配布物の在庫状況によっては受付が早期終了する場合がありますので、最新情報はInstagram(nazotoki_yame)で確認することをおすすめします。

企画責任者の想い
八女市地域おこし協力隊の三輪知也氏は、八女の町並みに残る歴史や文化の魅力を、体験を通じて多くの人に届けたいという想いから、まち歩き型謎解きシリーズを制作してきました。今回の『うつろの箱雛』では、八女ならではの箱雛を物語の軸に据え、初めて訪れる方でも自然に町を巡れるような導線を設計しています。歩くほどに町の表情が変わり、二つの伝建地区の違いを体感できる内容となっているとのことです。この取り組みで得られた知見は、今後、八女市以外の地域でも、歴史や文化を大切にしながら魅力を伝える企画づくりに活かされることでしょう。

イベント詳細
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イベント名:うつろの箱雛~福島・黒木、消えた人形~
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開催期間:2026年2月15日(日)〜2026年3月15日(日)
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開催時間:各日10:00〜17:00
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会場・エリア:福岡県八女市 福島地区/黒木地区(重要伝統的建造物群保存地区)
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受付・スタート地点:
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福島エリア:八女市茶のくに観光案内所、横町町家交流館
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黒木エリア:旧松木家住宅
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参加対象:子どもから大人まで(小学生以上推奨)
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参加費:無料
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所要時間:1エリアあたり約60〜90分
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参加方法:事前申込不要/受付で解答用紙配布
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主催:雛の里 八女ぼんぼりまつり実行委員会
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企画・制作:八女市地域おこし協力隊 三輪 知也(cre@!〈クリアット〉)
八女の雛まつりに関する情報は、八女観光情報サイト『雛の里・八女ぼんぼりまつり』の特設ページでも確認できます。
お問い合わせ先
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事務局:八女市観光振興課
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TEL:0943-23-1192
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Instagram:福岡県八女市謎解きイベント『うつろの箱雛』(nazotoki_yame)

この機会に、ご家族やご友人と一緒に八女の美しい町並みを巡り、心温まる謎解きの旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。



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