氷見市と関係各社が棚田を中心とした地域づくりで連携協定を締結
富山県氷見市、長坂地区、株式会社ARTH、株式会社三井住友銀行、株式会社ヤマタネの5者は、2026年2月3日付で「棚田を中心とした持続可能な地域づくりに関する連携協定」を締結しました。この協定は、農地を中心とした地域の文化・資産を保全し、未来へと継承していくことを目的としています。

協定締結の背景と目的
氷見市の中山間地に広がる「長坂の棚田」は、海越しの立山連峰を望む美しい景観が評価され、農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に認定されています。また、28年目を迎える棚田オーナー制度を通じて、地域の魅力発信や活性化に長年取り組んできました。しかし、農業の担い手不足や高齢化が深刻化し、地域の持続性には大きな課題があります。
本協定は、長坂地区の遊休農地に環境保全型の宿泊施設を設置・運営することで、地域の自然や文化を体験できる機会を提供します。これにより、棚田の高付加価値化や関係人口の創出を図り、棚田を中心とした地域の文化・資産を持続可能な循環システムとして次世代に引き継ぐことを目指します。

取り組みの内容
株式会社ARTHと株式会社ヤマタネは、世界初のオフグリッド型居住モジュール「WEAZER(ウェザー)」を活用し、長坂地区の遊休農地に宿泊施設を建設・運営します。この施設は、太陽光や雨水などの自然エネルギーで電気や水を自給自足する、日本初の棚田・農をキーコンセプトとした完全エネルギー自給型宿泊施設となります。来訪者はこの施設を通じて、地域の農、歴史、文化を体験し、長坂地区および氷見市の新たな魅力発信拠点となることが期待されます。

今後は、棚田米をはじめとする地域農産物の高付加価値化や、農業の担い手確保、耕作放棄地の再生にも取り組んでいく予定です。長坂地区では、氷見市、ARTH、三井住友銀行、ヤマタネがそれぞれの専門知識とリソースを活かし、地域振興と持続可能な地域づくりを推進していきます。

WEAZER(ウェザー)について
ARTHが開発した「WEAZER」は、太陽光や雨水で電気・水を自給自足し、既存インフラがない場所でも快適な滞在空間を提供する居住モジュールです。山間部や海辺など、インフラ整備が困難な場所でも環境負荷を抑えて設置できるため、自然との共生が可能です。また、災害時にも電気・水を自給できる特性から、能登半島地震からの復旧・復興支援を含む地域レジリエンス向上への貢献も期待されています。
連携・協力事項
本協定に基づき、以下の事項について連携・協力が進められます。
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棚田の保全と棚田米を中心とした地域資源の高付加価値化
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更なる関係人口の創出
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長坂地区の担い手確保
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長坂地区を中心とした観光振興、魅力発信

お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、株式会社ヤマタネ 経営企画部 広報担当まで。
お問い合わせフォーム: https://form.run/@yamatane-fhrJxjc9aMHj4MrBbOzM
株式会社ヤマタネ 公式サイト: https://www.yamatane.co.jp/



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