京都府知事杯シニア・ジュニアeスポーツ大会の開催
京都eスポーツ振興協議会は、京都eスポーツ振興事業の一環として、2026年1月18日(日)に京都サンガスタジアムにおいて「京都府知事杯シニア・ジュニアeスポーツ大会」を開催しました。
この大会は、2021年から3年間にわたって実施されてきた京都府の施策「ニュースポーツ・eスポーツ競技環境整備支援事業」の継続事業「京都eスポーツ振興事業2025」の一環として位置づけられています。特に2025年度は、シニア層へのeスポーツ普及拡大を目的として本イベントが実施されました。

大会詳細と参加チームの活躍
「京都府知事杯シニア・ジュニアeスポーツ大会」は、3人対3人のアクションシューティング形式で競技が行われました。全国から中学生チームや60歳以上のシニアチームがエントリーし、京都サンガスタジアムに集結しました。
大会形式は1試合Bo3(2ゲーム先取)のリーグ戦で、上位チームが優勝決定戦と3位決定戦に進出しました。優勝チームには、京都府知事杯恒例の賞品として、一人3万円分の高級黒毛和牛レアブランド「亀岡牛」が贈呈されました。
今回の大会では、最高平均年齢82.7歳の全員女性からなる熊本県美里町のチームが参戦し、リーグ戦で1勝2敗と善戦を見せました。熊本県ではシニアeスポーツが盛んに行われています。

また、新潟県から参戦した平均年齢71.8歳の男女チームは、リーグ戦を3戦全勝する活躍を見せました。新潟県でも、一般財団法人新潟県老人クラブ連合会を中心にシニアeスポーツの普及が進められています。


採用タイトル「Gerogue」について
本大会で採用されたeスポーツタイトルは「Gerogue(ジェローグ)」です。このゲームは、GeeSports万博実行委員会有限責任事業組合が開発し、「シンプルな操作」「声を掛け合う」「誰もが楽しめる」というコンセプトのもと作られました。
3人対3人で戦闘機(ユニット)を操作し、相手の拠点を攻撃するアクションシューティング形式の試合が行われます。プレイヤーが操るロボットには「じゃんけん」や「合体」といった独自の要素が組み込まれており、わずか3つの入力で直感的かつ新感覚の操作とゲーム体験が楽しめます。チームで息を合わせてボタンを同時押しすることで、ロボットに合体したり必殺技を繰り出したりすることができ、チームのコミュニケーションが勝敗を左右する重要な鍵となります。
試合開始当初は緊張からか、巨大ロボットへの合体のタイミングやロボット操作がうまく合わない場面も見られましたが、各チームが反省会を経て戦術を確認すると、2試合目からは大きな声が出て3人の息もぴったりになりました。巨大ロボット同士の対戦や、ロボットの分解・合体が繰り返される試合展開に、大会は大いに盛り上がりました。

京都府におけるシニアeスポーツ振興の取り組み
京都eスポーツ振興事業では、2021年の高校へのeスポーツ普及拡大を皮切りに、毎年順次、小中学、大学専門学校、企業、女性へと対象を拡大してきました。2025年度はシニア層への普及に力を入れ、協力自治体を募り、京都府亀岡市において全国に先駆けてシニア世代向けのモデル事業を実施しています。
このモデル事業では、チーム対戦型のeスポーツを活用し、シニア層の身体知の向上、世代間コミュニケーションの促進、コミュニケーション活性化、思考能力の活性化、孫世代との交流、公共施設の有効活用、地域コミュニティの活性化などを目指しています。

大会の詳細は、公式ホームページで確認できます。
関連団体
京都eスポーツ振興協議会
代表幹事を務める一般社団法人ジャパンeスポーツアソシエイション(JeSA)は、全国の自治体や地域企業と連携し、eスポーツを通じたデジタルイノベーション人材の育成や地域活性化事業を推進しています。

一般社団法人京都eスポーツ協会
京都におけるeスポーツの認知度向上と活性化に貢献するため、京都の文化や伝統を尊重しつつ、新たな「eスポーツ文化」の創生に取り組んでいます。




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