アニメ産業の成長と人材育成への取り組み
日本のアニメ産業は、国内外で市場が拡大し、作品数や企画規模も年々増加しています。しかし、その一方でクリエイターの人材不足が課題となっており、持続可能な制作体制の確立が求められています。
KADOKAWAは、アニメ事業をメディアミックス戦略の中核と位置づけ、年間約60作品の製作に携わっています。2025年4月に新設された「スタジオ事業局」がグループ横断で各アニメ制作現場を統括し、制作環境の改善や人材育成体制の強化を進めています。今回の合同リクルートも、この取り組みの一環として行われます。
昨年初めて開催された合同リクルートでは、47名の内定者が決定し、2026年4月にはKADOKAWAグループの一員となります。内定者からは「各グループスタジオへの理解が深まった」「同期となる内定者と交流できた」といった声が寄せられており、合同開催ならではのメリットが生まれています。
第2回合同リクルートの主な特徴
今回の「KADOKAWAグループアニメスタジオ新卒採用2027」には、以下の特徴があります。
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グループのアニメ制作スタジオ6社が参加
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採用人数は60名を予定(昨年は47名)
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グループアニメ制作スタジオのノウハウを共有した研修体制や教材を整備
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入社後は「アニメ業界研究」や「技術研修」などを合同で実施。
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現役プロが解説するアニメ制作の工程を体系的に学べるビデオ「KADOKAWAアニメ講座」など、グループ全体のノウハウや技術を共有する体制を強化しています。
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グループ内の多様な制作現場で幅広い経験を積み、技術力を高める機会が提供されます。
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希望のスタジオごとにエントリーが可能
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エントリー受付と選考は各アニメ制作スタジオで実施されます(複数スタジオへの応募も可能です)。
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選考を経て、希望する各スタジオに入社となります。
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働き方改革にも注力
- KADOKAWAがグループ全体で制作環境や労働環境の改善を支援し、スタッフ一人ひとりが安心して業務に取り組める職場環境づくりを推進しています。
KADOKAWA 執行役 Chief Studio Officer 菊池剛氏のコメント
「昨年掲げた『ずっとアニメで生きていこう。』というスローガンに、多くの共感をいただきました。世界中から熱い視線を浴びる日本のアニメ産業は、今まさに大きな変革期を迎えています。KADOKAWAグループは、クリエイターの皆様が安心して、よりクリエイティブな仕事に集中できる環境整備をグループ全体で推し進めています。『ずっとアニメで生きていこう。』という私たちのスローガンに共感し、世界に響く作品を共に創り出したいという情熱を持つ方々を、心から歓迎します。」
KADOKAWAグループアニメスタジオ新卒採用2027 概要
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名称: KADOKAWAグループアニメスタジオ新卒採用2027
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採用時期: 2027年4月
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採用人数: 60名(予定)
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募集開始: 2026年2月~随時
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参画会社: 6社
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株式会社ENGI
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株式会社Studio KADAN
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株式会社キネマシトラス
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株式会社チップチューン
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株式会社動画工房
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株式会社ベルノックスフィルムズ
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募集職種: 制作進行、アニメーター、背景美術、3DCG、仕上げ、撮影、イラストレーターなど
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説明会: 2026年3月に実施予定
参画スタジオ紹介
KADOKAWAグループのアニメ制作スタジオは以下の通りです。(五十音順)
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株式会社ENGI
- 出版・映像コンテンツを持つKADOKAWA、サミー、ウルトラスーパーピクチャーズの3社によるハイブリッドデジタルアニメーション制作スタジオです。最新技術を駆使した新しい映像表現に挑戦しています。https://engi-st.net/
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株式会社Studio KADAN
- Netflixアニメ『GAMERA ‐Rebirth‐』やアニメ映画『すずめの戸締まり』CGキャラクター演出などを手掛けた瀬下寛之氏が中心のスタジオ。フル3DCGセルルックCGアニメーション制作のほか、XRやプロジェクションマッピングなど幅広いデジタルエンターテインメント制作に取り組んでいます。https://www.kadan-st.jp/
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株式会社キネマシトラス
- 「100年残る、時代が変わっても変わらない価値観が入っているフィルムを産み出す」を理念に、ハイクオリティなアニメーション作品を多数制作。時流に適応しつつ、変わらぬ志で作品制作に取り組むスタジオです。https://kinemacitrus.biz/
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株式会社チップチューン
- 撮影とCGを中心に、背景美術、色彩設計などアニメ制作の一連の工程を担うスタジオ。業界トップクラスの撮影監督とスタッフが数々の作品を手掛けています。制作ラインの拡充を通じてIP価値の最大化を目指します。http://chiptune.co.jp/index.html
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株式会社動画工房
- 豊富なアニメ制作実績と多くのヒット作を持つスタジオ。魅力的なキャラクター描写や丁寧な作画が高く評価され、世界中のアニメファンから支持されています。さらなる挑戦とクオリティ向上を目指しています。https://www.dogakobo.com/
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株式会社ベルノックスフィルムズ
- TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズなどを手掛けた梶田浩司氏が代表を務めるスタジオ。ハイクオリティな作品づくりに加え、システマティックな制作手法の開発・実践にも挑戦しています。https://bellnoxfilms.jp/
※株式会社レイジングブルは、2027年度新卒採用予定はありません。
株式会社KADOKAWAについて
KADOKAWAは、出版、アニメ・実写映像、ゲーム、Webサービス、教育・EdTechなどの事業を展開する総合エンターテインメント企業です。世界中から才能を発掘し、多様なIP(Intellectual Property)を創出し、様々なメディアで展開しています。「グローバル・メディアミックス with Technology」戦略を掲げ、IP価値の最大化を推進しています。https://group.kadokawa.co.jp/



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