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唐津から生まれる、循環の息吹。世界に一つだけのアップサイクルフラワーポットが拓く未来

はじめに

佐賀県唐津市から、花を植える時間が海とまちの循環へと繋がる、特別なフラワーポットが誕生しました。NPO法人 唐津Farm&Foodが手掛ける「Precious Plastic フラワーポット」は、廃棄されるはずだったプラスチックに新たな命を吹き込み、私たちの日常に優しい循環をもたらします。

ビーチを背景に、カラフルなリサイクルプラスチック製の鉢に植えられた多肉植物を片手が持っている写真

世界に一つだけ、循環を生み出すフラワーポット

このフラワーポットは、唐津の地域で回収されたペットボトルキャップを主原料とし、一部には唐津の海に流れ着いた海洋プラスチックも活用されています。洗浄、選別、粉砕といった工程を経て再生素材となり、一つひとつ手作業で成形されるため、色や模様がすべて異なる一点ものです。素材の組み合わせや溶け方によって自然に生まれるデザインは、まさに世界に一つだけの個性を持っています。

木製の台の上に、カラフルなマーブル模様のリサイクルプラスチック製植木鉢に入った様々な植物が並んでいます

日常で使うフラワーポットという身近な存在だからこそ、環境や資源循環への取り組みが「特別な活動」ではなく「暮らしの中の選択」として自然に伝わります。

花を育む行為が、持続可能な未来へ

小さく可憐な花も、存在感のあるグリーンも、それぞれの植物にはオンリーワンの鉢がよく似合います。植物を育てることは、二酸化炭素を吸収し、日々の生活の中で自然と地球の循環に参加する優しい行為でもあります。このフラワーポットは、環境への配慮を意識しすぎることなく、自然に暮らしに取り入れられることを大切にしています。

地域と連携した環境教育と資源循環

このプロジェクトは、唐津周辺の地域や学校との連携を通じて生まれました。回収されたプラスチックを素材にアップサイクルを体験する活動は、資源循環を「知識」としてだけでなく、「体験」として学ぶ貴重な機会を提供しています。

この取り組みは、以下の活動へと繋がっています。

  • プラスチックごみの削減と資源循環の推進

  • 学校と連携した環境教育・体験学習

  • 自然共生サイト(OECM)の保全・再生活動

  • 地域内で完結する循環型のものづくり

屋内で開催されたイベントで、大人と子供たちが集まって多肉植物の鉢植えを持ち、マスコットキャラクターと一緒に記念撮影をしている様子
子供たちが大人と一緒に多肉植物の寄せ植え体験をしている様子
リサイクルプラスチック製のカラフルなカップが複数並べられています
教室のような場所で、子供たちがカラフルなコップを並べ、絵付けなどのアート活動を楽しんでいる様子

ふるさと納税で応援する、循環への選択

「Precious Plastic フラワーポット」は、ふるさと納税の返礼品としても提供されています。寄附金の使途として「特定非営利活動法人 唐津Farm&Food」を選択することで、環境保全や教育活動、そして地域循環の仕組みづくりを支援できます。このフラワーポットを選ぶことは、暮らしの中から循環に参加する、優しく小さな選択肢となるでしょう。

カラフルなリサイクルプラスチック製の植木鉢が展示されている様子

早稲田大学との共創による新たな展開

このフラワーポットは、ふるさと納税の返礼品に加えて、早稲田大学の学生プロジェクト「Precious Plastic Waseda」との共創により、オンラインショップでも展開されています。学生たちと共に、廃プラスチックを資源として循環させる仕組みや、ものづくりを通じた社会との繋がりについて積極的に発信しています。

早稲田大学と唐津のコラボレーションによる「PRECIOUS PLASTIC」イベントの様子

NPO法人 唐津Farm&Foodについて

NPO法人 唐津Farm&Foodは、佐賀県唐津市を拠点に、里海・里山・まちをフィールドとした環境保全・環境教育・資源循環の実践に取り組む団体です。回収、アップサイクル、学びを組み合わせた活動を通じて、持続可能な地域づくりを推進しています。

青い海と砂浜を背景に、大勢の人々が「MORIKAWAKAITO PROJECT」の旗や看板を持って集合写真を撮っている

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