令和の若者、不倫は「世の中から抹殺されるほどの罪」と65.1%が回答
近年、有名人や要人の不倫問題・女性問題がテレビのワイドショーやSNSで大きな議論を呼んでいます。不倫は刑法上の犯罪ではないものの、世間からは時に厳しい目が向けられ、その罪の重さについて様々な意見が交わされています。こうした状況を受け、令和の若者たちは不倫に対してどのような価値観を持っているのでしょうか。
10代・現役高校生を対象としたマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」は、全国の15歳~19歳の若者(男女)に「あなたは、不倫(女性問題)は世の中から抹殺されるほどの罪だと思いますか?」というアンケート調査を実施しました。今回はその結果をご紹介します。
不倫は「抹殺されるほどの罪」と考える若者が多数派(65.1%)
今回の調査の結果、不倫(女性問題)は世の中から抹殺されるほどの罪だと「思う」と回答した若者は65.1%に上り、多数派を占めることが判明しました。

「最低」「キモい」「クズ」「ゴミ」「裏切者」「悪」「有罪」といった非常に厳しい声が寄せられており、若者たちの強い拒否反応がうかがえます。
「世の中から抹殺されるほどの罪」だと感じる理由としては、以下のような意見が目立ちました。
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「一生を共にすると誓ったはずだから」
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「結婚の意味とは一生愛すと誓うものじゃないの?」
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「結婚することは一生のパートナーと誓っているから」
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「誓ったことをやぶっているのだから当たり前だと思う」
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「自分が生涯愛する人だと思ったのに違う人と浮気するのは間違ってる」
これらの声からは、結婚の誓いを非常に重く受け止めており、それを平気で壊す行為を許せないと考える若者が多いことがわかります。「誓うという言葉の重みを大人にはもっと大切にしてほしい」という意見もありました。
また、「人の気持ちを踏みにじる行為だから」「大事なパートナーを傷つける行為だから」「相手に対してかなり侮辱的な行為であるから」「相手のことを考えずに欲望のまま生きるなんて最低です」といった、相手の気持ちを無視した行為への不満も一定数見られました。このような若者は、不倫問題だけでなく、他者の気持ちを理解した行動ができない人全般に違和感を覚えているようです。
さらに、「不倫するなら結婚するなと思うから」「じゃあなんで結婚した?」「不倫するなら結婚する資格は無いと思うから」など、「なぜ不倫をするくらいなら結婚をするのか」という根本的な疑問を抱く意見も多く聞かれました。不倫をするくらいなら結婚しないという価値観を持つ若者がいることは、昨今の既婚者減少や少子化問題の一因となっている可能性もあるでしょう。もし若者たちが「他の女性(男性)を好きになってしまう可能性がゼロではない」と考えるならば、重刑レベルの不倫を避けるために結婚をしない、という選択が増えることもあり得るのかもしれません。
最近話題となった「オープンマリッジ」についても、「オープンマリッジに近いのか…キモ」「一人だけを愛してください。オープンマリッジとか論外」「オープンマリッジもあるけどここは日本。ありえない」といった声があり、令和の若者には受け入れがたい関係性だと判明しています。
不倫は「抹殺されるほどの罪ではない」と考える若者たち(34.9%)
一方、不倫(女性問題)は世の中から抹殺されるほどの罪だと「思わない」と回答した若者は34.9%でした。
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「そこまで酷いことではないと思う」
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「悪いことだけど、抹殺はやりすぎだと思う」
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「罪であることはいいかもしれないけど抹殺するまでではない」
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「恋をしてしまうのは罪じゃ無いから」
これらの意見からは、不倫が良くない行為であるとは理解しつつも、「世の中から抹殺されるほどの重い罪ではない」と考えている若者が多いことがわかります。つまり、不倫は「やってはいけないこと」という認識は共通しているものの、その罪の重さに関する価値観で回答が分かれる結果となりました。
また、以下のような、不倫の原因が一方にだけあるとは限らないという見方も見られました。
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「された方にも原因があるかもしれないから」
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「浮気される人にも原因があるかもだから」
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「必ずしも片方に原因がないとは言い切れないから」
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「よくないと思うが両方に問題があると思う」
不倫や女性問題を起こした相手だけを「悪」とするのではなく、そこに至るまでの二人の関係性に何か問題があった可能性を考慮し、それが原因であるならば抹殺されるほどの罪ではない、と考えているようです。
さらに、「間違う時は誰にでもあるから」「人生過ちを犯す時もある」「しっかり謝罪すれば関係は取り戻せると思うから」「反省して今後改心するなら抹殺しなくてもいいと思う」といった意見も寄せられました。「人は過ちを犯すもの」という前提に立ち、謝罪と反省があれば関係は修復可能であり、世間が抹殺の是非をジャッジすべきではない、という考えを持つ傾向が見られます。
その他、「外部が過剰に反応しているだけだと思うから」「週刊誌がゴミみたいに集めてくるのが悪い」など、マスコミや週刊誌が不倫や女性問題を煽ることへの不満を表明する若者も少数ながら存在しました。
調査概要
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調査期間:2025年10月25日~2025年11月15日
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調査機関:株式会社ワカモノリサーチ
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調査対象:全国の15歳~19歳の若者(男女)
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有効回答数:341名
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調査方法:インターネットリサーチ
調査結果の詳細とワカモノリサーチについて
今回ご紹介した調査結果のさらなる詳細については、以下のワカモノリサーチのウェブサイトでご覧いただけます。
株式会社ワカモノリサーチは、全国9割の高等学校とのネットワークと全国5万人以上の若者ネットワークを最大限に活用し、既存の若者向け・Z世代向けマーケティング企業やサイトではできない独自のマーケティング・調査を提供しています。企業や媒体からの依頼も受け付けています。
本調査結果の一部を引用・転載される場合は、出典として「ワカモノリサーチ」およびURL(https://wakamono-research.co.jp/media/)の併記をお願いいたします。



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