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廃漁具由来タイルが瀬戸内海を望むカフェに導入、山口県防府市向島で新たな交流拠点が誕生

島の未来を育む交流拠点「Cafe Poppy」

Cafe Poppyは、長年にわたり保護猫活動に携わってきた中野なな氏と、向島出身の康晴氏夫妻によって開業されました。人口減少が進む向島において、新たな交流拠点として関係人口を増やしたいという強い思いから誕生した場所です。美しい瀬戸内海を望む海辺で、人と動物、そして地域がゆるやかにつながる空間を提供しています。

Cafe Poppyの店内

中野夫妻は、山口県が「通り過ぎる場所として捉えられがち」という現状に課題意識を持ち、「向島で人が立ち止まり、足を運びたくなるきっかけをつくりたい」という願いを込めてこのカフェを立ち上げました。地域が抱える過疎化の課題に対し、Cafe Poppyは自然や人、文化、動物、環境を大切にしながら、次の世代へつないでいく価値観を日常の中で体験できる場となることを目指しています。

環境に優しい「amuca®タイル」が空間を彩る

店内の壁面には、amu株式会社が提供する廃漁具由来のデザインタイル「amuca®タイル」が装飾されており、空間全体の象徴的な存在として来訪者を迎えています。

amuca®タイルの素材サンプル

amuca®タイルは、環境への配慮、美しいデザイン性、そして素材に込められたストーリー性を兼ね備えたデザインセメントタイルです。リサイクルが難しい漁網やブイ、ロープなどの廃漁具に加え、漁具以外のさまざまな廃材も原料として活用できます。また、焼成工程を伴わない製造方法により、一般的な焼成タイルと比較して製造時のCO2排出量を抑えて作られています。

タイルに込められた物語「トレーサビリティストーリー」

amu株式会社は、amuca®タイルとともに「トレーサビリティストーリー」を提供しています。これは、回収された漁具がタイルになるまでの過程や、導入者がどのような思いで採用に至ったのかをまとめたものです。Cafe Poppyでは、このトレーサビリティストーリーをカフェ1階にポスターとして掲示し、QRコードを読み込むことで詳細を閲覧できます。

来訪者はこのストーリーを通じて、タイルの背景にある海の課題や、中野夫妻の地域への思いを知ることができます。これにより、カフェや向島への理解と愛着を深め、来訪者同士の会話が広がるきっかけにもなることが期待されています。amuca®タイルは、人と地域をつなぐ媒介として、継続的な関係づくりに貢献しています。

オーナー夫妻からのメッセージ

Cafe Poppyオーナーの中野夫妻は、穏やかな瀬戸内海を眺めながら、廃漁具から生まれたamuca®タイルの視覚的な美しさや可愛らしさをきっかけに、製品化に至るまでのストーリーに触れてもらうことで、身の回りの環境や動物についても立ち止まり考えるきっかけになればと語っています。天候を問わずワンちゃんと一緒に楽しめる空間づくりや、誰もが気軽に立ち寄れる立地にもこだわっており、地球、動物、お客様、そして自分自身にも優しい空間を発信していくとのことです。

Cafe Poppyオーナーの中野夫妻と愛犬

amu株式会社の今後の展望

amu株式会社は今後、ディスプレイデザイン企業や建築設計事務所を中心にamuca®タイルの販売拡大を進めるとともに、什器などの新製品開発にも注力していく予定です。店舗の内装やインテリアにタイルを取り入れることで、空間全体でブランドのストーリーやコンセプトを表現することが可能になります。

また、地域貢献を重視する企業と連携し、地域ごとの漁網や廃材を活用したオリジナルタイルの開発も進めていくとのことです。廃材の回収から製造、導入企業の思いまでをまとめたトレーサビリティストーリーをセットで提供することで、来訪者などのエンドユーザーに「導入企業の思想が伝わる仕組み」を設計し、あらゆる廃材を資源と捉え、そのストーリーとともに新たな価値を創造していくことを目指しています。

Cafe Poppy 店舗情報

Cafe Poppyは、単なる飲食店にとどまらず、ものづくりのワークショップや個人による教室、障がいのある方々とのマルシェ、保護猫団体による活動紹介など、多様な人や価値観が自然に交わる機会を育む「開かれた場」を目指しています。多様なきっかけを生み出すことで、地域外から人が訪れ、地域と関わり続けることによる持続的な活性化に貢献していくことでしょう。

Cafe Poppyの建物

窓から見える夕焼けの海

Cafe Poppyのロゴ

  • 住所:〒747-0831 山口県防府市向島1713-24

  • アクセス:山口県防府市向島運動公園から徒歩5分

  • 決済方法:クレジットカード

  • 営業日:不定休(Instagramの投稿よりご確認ください)

  • Instagram:https://www.instagram.com/poppy_cafe_0123/

amu株式会社について

amu株式会社は、全国の漁港から回収した廃漁網をアップサイクルし、価値ある製品を生み出す宮城県気仙沼市発のベンチャー企業です。「いらないものはない世界をつくる。」をビジョンに掲げ、世の中のゴミや無価値とされているものを再資源化し、新たな価値を吹き込む活動を行っています。

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