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「幻の美術館」范曽美術館、2026年「范曽が敬愛した日本の偉人」をテーマに特別開館

「范曽が敬愛した日本の偉人」特別展

今年のテーマは「范曽が敬愛した日本の偉人」です。中国の故事人物を多く描いてきた范曽ですが、松田基氏との交流をきっかけに、日本の偉人を画題とした作品も数多く制作しました。

本展では、特に岡山にゆかりのある人物として、遣唐使の吉備真備、室町時代の画聖・雪舟、近現代の犬養毅、岡崎嘉平太といった偉人たちが描かれた作品が紹介されます。これらは、松田基氏の郷土愛に触発され、范曽が心を込めて描いた作品群と言えるでしょう。美術館が誇るコレクションの中から、書や画など約42点(予定)の范曽作品が特別に公開されます。

范曽(はんそう)について

范曽氏は1938年、中国江蘇省南通市に生まれ、北京市中央美術学院で絵画を学びました。詩・書・画に優れた「三絶の画家」として、また人物画の鬼才として世界的に高い評価を得ています。日本をはじめ、アメリカやドイツなど各地で作品展を開催し、下書き無しで一気に描き上げる豪放な筆致が多くの人々を魅了しています。范曽氏の名前を冠した美術館は、岡山にある当館が世界で唯一です。

開催概要

范曽美術館の特別開館の詳細は以下の通りです。この貴重な機会に、范曽氏の素晴らしい作品をご鑑賞ください。

  • 開催場所: 范曽美術館(岡山市東区西大寺上1丁目 両備バス西大寺バスセンター2階)

  • 開館月日: 2026年2月20日(金)~22日(日)

  • 開館時間: 10:00~16:00(入館は15:30まで)

  • 入館料: 大人1,000円、学生(高校生以上)500円、中学生以下無料

  • 駐車場: なし

  • アクセス:

    • 西大寺バスセンター下車すぐ

    • JR西大寺駅から徒歩17分

    • バス:最寄りバス停「西大寺バスセンター」(岡山駅より約40分)

      • 岡山駅〈10番乗り場〉より両備バス「西大寺」行き

      • 岡山天満屋バスターミナルより両備バス「西大寺」行き

      • ※西大寺会陽開催中のため、近隣駐車場も混み合うことが予想されます。公共交通機関のご利用をお勧めいたします。

主要展示作品の一例

本展で展示される作品の中から、《空海入唐図》(1984年)が紹介されています。

  • 《空海入唐図》(1984年): 平安時代初期の僧侶で真言宗の開祖である空海(774-835)が、白馬に乗り唐への渡海を目指す若き日の姿を描いています。范曽氏による凛々しい表情の空海は、尊厳に満ちた雰囲気を醸し出しています。空海は密教を学び、帰国後に高野山金剛峯寺を開いたほか、書家、教育者、技術者としても活躍し、庶民のための学校「綜芸種智院」を設立しました。

范曽美術館について

范曽美術館 外観

范曽美術館は、故松田基初代館長が范曽氏の詩情溢れる豪放な筆致の作品に感銘を受け、氏との深い親交のもと蒐集したコレクションを公開するために開設されました。1984年に岡山市西大寺に開館し、120点以上もの作品を所蔵しています。范曽氏の名を冠する美術館としては、世界で唯一の施設です。「末代まで作品を大事に保管し公開する」という范曽氏との約束を堅持し、現在は西大寺会陽の時期に合わせて年に3日間開館しています。

  • 館長: 小嶋 光信

  • 所蔵作品数: 約120点

  • 代表作品: 「八仙図」「竹林七賢図」「達磨造像」など

  • 本年展示数: 范曽作品42点

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この特別な機会に、范曽氏の芸術世界に触れ、日本の偉人たちへの敬意が込められた作品群をぜひご堪能ください。

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