神戸の歴史を巡る旅へ!明治三大土木遺産の魅力に触れる「神戸土木遺産旅 写真展」開催

神戸の歴史を巡る旅へ!明治三大土木遺産の魅力に触れる「神戸土木遺産旅 写真展」開催

神戸のまちがどのように築き上げられてきたのか、その「土台」を形作った明治期の貴重な土木遺産に光を当てる写真展「神戸土木遺産旅」が、2026年1月19日(月)より開催されます。この展示は、兵庫県神戸県民センターの委託事業として「湊川隧道部・NPO法人J-heritage・ヘリタビ合同会社JV」によって実施されるものです。

「神戸土木遺産旅 写真展」で、時を超えた神戸の記憶に触れる

この写真展では、近代神戸の発展に大きく貢献した「神戸三大土木遺産」の魅力を深掘りします。各遺産の現在の姿に加え、建設当時の貴重な写真も展示され、その歴史的背景をより深く理解することができます。また、ドローンで撮影された迫力ある映像も放映され、普段見ることのできない角度からの景色もお楽しみいただけます。

開催概要

「神戸土木遺産旅写真展」は入場無料で、以下のスケジュールで開催されます。

  • 第1弾

    • 日時:2026年1月19日(月)~2月1日(日) 10時~20時

    • 場所:メトロこうべ中央広場metro+ (神戸市中央区多聞通3丁目3-9)

  • 第2弾

    • 日時:2026年2月3日(火)~2月16日(月) 10時~17時 ※水曜休

    • 場所:マルシン市場 (神戸市兵庫区東山町2丁目8-61)

なお、開催告知チラシに記載されていたサテライト会場(兵庫区役所1階ロビー)での展示は、衆議院解散総選挙の期日前投票会場となる可能性が高いため、急遽中止となりました。ご来場を予定されていた方はご注意ください。

神戸三大土木遺産とは

神戸の礎を築いた、三つの重要な土木遺産をご紹介します。

烏原貯水池

1905年(明治38年)に完成した、曲線重力式粗石モルタル積ダムです。神戸港開港に伴う人口増加による飲水の確保や、コレラ大流行時の衛生対策として、布引貯水池に続いて建造されました。
烏原貯水池

湊川隧道

旧湊川の付け替え工事の際に、会下山の下に掘られた日本初の河川トンネルです。全長604m、高さ7.6m、幅7.3mを誇り、1901年(明治34年)に竣工しました。阪神淡路大震災で一部が崩壊したため、2000年(平成12年)にその役割を終えましたが、2019年(平成31年)には国登録有形文化財に登録されています。
湊川隧道

兵庫運河

1899年(明治32年)に完成した、水面積約34haを誇る日本最大級の運河です。船の難所であった和田岬での被害を減らすため、築造が計画されました。運河内には旋回橋や大輪田橋など、貴重な産業遺産も現存しています。
兵庫運河

写真家のご紹介

今回の写真展では、以下の二人の写真家による作品が展示されます。

  • 前畑 温子 (まえはた あつこ)
    産業遺産写真家、ヘリテージマネージャー、ダムマイスターとして活躍されています。全国の産業遺産を巡り、その魅力と可能性を写真で伝えていらっしゃいます。これまでにCanonギャラリーをはじめ、全国各地で写真展を開催。2025年には「30年後の情景写真展」にて三大土木遺産などの作品を展示予定です。著書に「女子的産業遺産探検」(創元社)、「ぐるっと探検産業遺産」(神戸新聞総合出版センター)があります。

  • 前畑 洋平 (まえはた ようへい)
    写真家、ヘリテージマネージャー、産業遺産コーディネーターとして、全国の鉱山、工場、戦跡、近代建築など、多様な産業遺産をテーマに撮影を続けていらっしゃいます。2008年にはデジタルフォト「dpc2フォトコンテスト」で最多入選賞を受賞。2015年からは「旅丹プロジェクト」に写真家として参加し、地域の魅力を発信しています。2025年には「30年後の情景写真展」にて三大土木遺産などの作品を展示予定です。著書に『産業遺産JAPAN』(創元社)、『幻想と異世界への扉 産業遺産』(昭文社)があります。

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