小熊香奈子さんについて
小熊香奈子さんは大阪府和泉市出身の日本画家で、現在は和歌山にアトリエを構えられています。大阪芸術大学大学院芸術制作研究科修士課程を修了され、第43回日春展奨励賞、第8回日展・第1科(日本画)特選を受賞するなど、高い評価を受けています。和歌山の漁港で獲れた魚や実家で育った野菜、庭に咲いた花々など、身近なモチーフを精緻な筆致で描くことを得意とされています。
小熊さんの活動は、以下のSNSでもご覧いただけます。
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X(旧Twitter):https://x.com/dorodangobonta
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Instagram:https://www.instagram.com/dorodangobonta
愛猫「コイモ」が作品の源泉に
小熊さんの作品すべてに登場する愛猫「コイモ」は、現在6歳のメス猫です。2019年5月、母猫とはぐれて近所の溝の中で鳴いていたところを保護されました。泥まみれの姿が掘りたての里芋にそっくりだったことから「コイモ」と名付けられました。
2020年の新型コロナウイルス流行により、コイモと触れ合う時間が増えたことで、コイモのスケッチも自然と増えていったそうです。これらのスケッチが、コイモとの日々を描き綴った作品へと発展していきました。

小熊さんは写真を参考にせず、コイモの観察を重ねて描くことで、今にも動き出しそうな躍動感あふれる姿を表現しています。毛の1本1本まで精緻に描き込まれており、ふんわりとした毛並みやもっちりとした肉感まで感じ取れるほどです。

写実的でありながら、コイモのありのままの姿を写生するのではなく、実際よりも少し太めに、猫らしい線を探し出して描かれている点が特徴です。この「猫らしさ」の巧みなデフォルメにより、見る人それぞれが自分の愛する猫や記憶の中の猫を思い起こし、猫への愛を改めて感じることができる作品となっています。

画集の内容
『コイモ 小熊香奈子画集』は、愛猫コイモの魅力が詰まった一冊です。画集の前半では、食卓や鏡の前、飼い主の服の上でくつろぐコイモなど、猫のいる日常を描き出した作品が収録されています。後半には、花々が咲き乱れる中で昼寝したり、蝶々と戯れる様子など、幻想的な世界観の作品が収められています。細かく描きこまれた繊細な草花や蝶々、豪華絢爛な花々も大きな見どころです。
本画集には作品のほかにも、小熊さんへのインタビュー(雑誌『猫びより』2025年春号より再録)や、花や魚、野菜や果物などのスケッチ、そしてコイモのスナップ写真も収録されています。小熊さんが創作をするかたわらでのびのびと振る舞うコイモの姿は、創作を見守り、ときに邪魔をする様子から、猫と暮らす楽しさと幸福を伝えてくれます。
「コイモの柔らかさや温もりを思いながら、一本一本毛並みを描いていくことは、コイモと過ごす一日一日を重ねることに似ている気がします」(本書「はじめに」より抜粋)

書籍情報
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書名:コイモ 小熊香奈子画集
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著者:小熊香奈子
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発行:辰巳出版株式会社
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発売日:2026年1月28日
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定価:1,980円(本体1,800円+税)
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体裁:A5判(縦210×横148mm)/144ページ/オールカラー



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