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日本人が愛でた「藍」のルーツをたどり、“未来へつながる工芸”のあり方を探る

成果展「藍より出づ 2025年 藍の學校 阿波篇」

本プロジェクトには、全国から学生、美術関係者、写真・映像作家、染織作家、美術家、文化施設職員など、多様な分野の受講生が集まり、藍を通じて工芸の技術、素材、表現、知識を学びました。

今年度のテーマは「産地と作家」とされ、藍の産地である徳島を舞台にフィールドワークが実施されました。阿波藍や拝宮和紙の職人、藍染作家、切り絵作家、楮布織(こうぞふおり)作家、写真家、記録映像の専門家など、第一線で活躍する講師陣の指導のもと、藍の世界を写真や映像で伝えるドキュメンタリー作品や、和紙と藍と切り絵を融合させたインスタレーション作品が轟農村舞台で制作されました。

藍四十八色の再現にも挑戦し、見事に染め上がった布は、藍が持つ植物としての可能性や、色の美しさに触れる貴重な機会となりました。「藍を愛でる」と題された活動では、藍を種から蒔き、育成する過程を記録した壁新聞や、育成した藍の葉で染められた美しい布が展示されます。

開催概要

  • 会期: 2026年1月19日(月)~31日(土)

  • 休館日: 1月28日(水)、29日(木)

  • 開館時間: 10:00~17:00(入館は16:40まで)

  • 会場: 京都芸術大学 芸術館(人間館 ギャルリ・オーブ2階)

  • 入館料: 無料

  • 監修: 吉岡洋(美学者・京都芸術大学教授)

  • 会場構成: 藤井良平(デザイナー・京都芸術大学専任講師)、NEW DOMAIN

  • 企画: 藍の學校

  • 主催: 京都芸術大学

対談・講演会「TSUNAGU .US#2」

TSUNAGU .US #2 イベントポスター

2026年1月24日(土) テーマ:「JAPAN BLUE -原点-」

国内外で活躍する日本人アーティスト2名と京都芸術大学教員が、作品制作における原点や、表現者として作品とどのように向き合ってきたかについて、対談や講演を通じて理解を深めます。

  • 13:00-14:15 「写真との出会い 横須賀からひろしまへ」

    • 石内都(写真家)、吉岡洋(美学者・京都芸術大学教授)
  • 14:30-15:45 「ジャパンブルー」

    • 福本潮子(藍美術家)、酒井稚恵(テキスタイルアーティスト・京都芸術大学講師)
  • 16:00-17:00 石内都、福本潮子、吉岡洋による鼎談

2026年1月25日(日) テーマ:「JAPAN BLUE -藍の世界-」

藍は世界中に存在し、特に日本の藍は「JAPAN BLUE」として知られ、産業から手工芸まで幅広く「衣・食・住」に関わっています。それぞれの視点から藍や工芸の世界が紐解かれます。

  • 14:00-15:15 「藍染の歴史」

    • 吉岡更紗(染織家・染司よしおか六代目)
  • 15:30-16:45 「もっとも古いものが、もっとも新しいものになる –工藝×デザインの方法論」

    • Matohu堀畑裕之+関口真希子(デザイナー)
  • 17:00-18:00 吉岡更紗、堀畑裕之+関口真希子、吉岡洋による鼎談

開催概要

  • 会場: 京都芸術大学 智勇館

  • 申込方法: 藍の學校ホームページ(https://ai-no-gakko.kyoto-art.ac.jp/tsunagu-us-2-2025)からお申込みください。

  • 入場料: 無料

  • 定員: 各日程 先着100名(定員になり次第受付終了します)

京都芸術大学について

京都芸術大学は、国内最大規模の芸術大学として、通学課程と通信教育課程を合わせ、国内外から23,000名を超える多様な年齢層の学生が集まる教育機関です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。「藝術立国」を教育目標に掲げ、特に「社会と芸術」の関わりを重視した芸術教育を推進しています。企業や自治体などが抱える課題を学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」を年間100件以上実施し、学科を超えたグループワークや実際の仕事を通じて、社会性を備えた表現者を育成しています。

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