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神戸・湊川公園、地域の手で美化へ 「湊川公園手しごと市」と「淡河バンブープロジェクト」が協働し外壁補修を開始

公園が抱えていた課題

湊川公園では、板張りの外壁がボール遊びなどによって破損し、内部の物品が取り出されたり、ゴミが投げ入れられたりする被害が繰り返し発生していました。修繕をしても同じような被害が続き、費用面での課題だけでなく、「なぜ壊れてしまうのか」「公園をどう使うべきか」といった問いを地域で共有し、持続的な解決策を見出すことが求められていました。

穴だらけの板張りの外壁 元々は全面に板が貼られていた。

地域資源「竹」を活用した美化プロジェクト

本プロジェクトでは、神戸市北区淡河地域で竹林伐採時に発生する竹を資材として活用し、地域住民が参加するワークショップ形式で公園の外壁補修を行います。修繕作業を通じて、公園を利用する人々自身が公園づくりに関わることで、公園の使い方や公共空間との関わり方について考えるきっかけを創出することを目指しています。

ワークショップ開催概要

ワークショップは、毎月第4土曜日に湊川公園で開催されるハンドメイドマーケット「湊川公園手しごと市」の開催時間内に実施されます。初回は2026年1月24日(土)に開催され、以降も毎月第4土曜日に開催される予定です。

  • 初回開催日: 2026年1月24日(土) (以降も毎月第4土曜日開催予定)

  • 会場: 湊川公園(神戸市兵庫区)

  • 参加費: 無料

  • 時間: 11:00~12:00、13:00~14:00 (作業時間は5分~10分程度。当日予約も可能です。)

  • 体験内容: 竹を切る体験、面取りややすり作業、竹を倉庫に貼り付ける作業体験などを予定しています。

  • 対象年齢: どなたでも参加可能です。(小さなお子さんは保護者の方とご参加ください。)

  • その他: 汚れても良い服装でお越しください。軍手をお持ちの方はご持参ください。(貸出もございます。)

ワークショップのイメージ写真

協力団体「淡河バンブープロジェクト」について

「淡河バンブープロジェクト」は、神戸市北区淡河地域を拠点に活動しています。放置竹林問題の解決と竹資源の利活用を通じて環境改善に取り組む団体です。里山の景観や生態系を守るために伐採される竹を「廃棄物」とせず、暮らしや地域活動に活かす循環型の取り組みを続けています。これまでも、地域イベントやワークショップを通じて、竹を使った制作体験や空間づくりを行い、環境問題を身近に感じ、体験的に学ぶ場を提供してきました。

淡河バンブープロジェクト

協働が生み出す新たな価値

今回の協働では、淡河地域で伐採された竹を湊川公園の外壁補修資材として活用します。「山で生まれた課題(放置竹林)」と「まちで生まれた課題(公園の破損)」を結びつけ、地域資源の循環によって双方の課題解決を目指す点が、この取り組みの大きな特徴です。

また、淡河バンブープロジェクトが培ってきたワークショップのノウハウを活かし、修繕作業自体を「学びの場」として位置づけています。これにより、以下の効果が期待されます。

  • 放置竹林問題への理解促進

  • 地域資源を活かした環境配慮型の公園整備

  • 子どもたちや地域住民が公共空間に関わる主体的な経験

  • 「壊れたら直す」から「大切に使う」意識への変化

これらの取り組みを通して、単なる修繕にとどまらず、地域全体で公園を見守り、育んでいく関係性の構築を目指しています。

今後の展開

この取り組みは単発のイベントではなく、毎月開催を継続し、徐々に外壁を完成させていく計画です。「公園を壊さない」「自分たちで守る」という意識を地域に根付かせることを目指しています。完成後も、地域の方々のアイデアを反映させながら、新しいデザインに変更を加えるなど、継続的に活動していく予定です。

主催団体「湊川公園手しごと市」について

「湊川公園手しごと市」は、神戸市兵庫区の湊川公園で毎月第4土曜日に定期開催されているハンドメイドマーケットです。クラフト作品や手作りフード、キッチンカーなど、毎月約100件のブースが集まり、地域内外から多くの来場者で賑わいます。会場内では音楽ステージや子ども向けの企画も展開され、地域の方々や親子連れが気軽に集い、交流できる場づくりを大切にしています。

このイベントは2012年に「公園を守り育てる活動」として、地域活性化を目的に始まり、今年で14年目を迎える地域に根ざした取り組みへと成長しています。

湊川公園手しごと市 会場

付随する地域活動

湊川公園手しごと市では、マーケット開催だけでなく、地域と深く関わるための活動にも取り組んでいます。

  • オナジカマノメシ
    世代を超えた交流を生み出すことを目的に、地域の人々が集い、一緒に食事をしたり、地域にとって良いものを考え、形にしていく取り組みです。
    オナジカマノメシ

  • みなとがわパークタウンの「なかにわ」
    週に一度、商業ビルの空きテナントを活用し、地域の方々や様々な活動を行う人が自由に使えるスペースを開放しています。新しいつながりや活動が生まれる場として運営されています。
    みなとがわパークタウンの なかにわ

  • 湊川キッチン
    日替わりで異なるカフェが楽しめるシェアキッチンを運営しており、現在、出店者を募集中です。
    湊川キッチン

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