「Unknown Unknown」の施設概要
「Unknown Unknown」では、人文・社会科学分野の研究者を中心に、次の時代を形づくる思想やアイデアを生み出すためのプロジェクトに取り組んできたデサイロの活動をさらに発展させます。第一線の研究者、アーティスト、クリエイター、起業家などが交流し、新たな知と文化を創造する場となることを目指しています。
この施設では、「フォースプレイス(4th Place)」という概念を重視しています。これは、家(1st Place)、職場(2nd Place)、公共空間やカフェ(3rd Place)に続く、新しい「つながり」の形として注目されています。不確実性や多様な視点を受け入れ、深く思考し、成長を促す挑戦的なコレクティブ(集団的)な場となるでしょう。
施設の立地である神保町は、古書と出版文化を中心とした知の集積地であり、2025年には『TimeOut』誌が選ぶ「世界で最もクールな街」ランキングで1位に選ばれるなど、その魅力が急速に高まっています。古書店や出版社、楽器店、スポーツ用品店に加え、近年ではミニシアターや文化複合ビル、ギャラリー、独立系書店など、多様なプレイヤーが集まるエリアでもあります。デサイロは、この地に蓄積された「知」を基盤とし、2020年代における知の創造と流通に貢献していきます。





内装設計は、向山裕二、上野有里紗、笹田侑志からなる建築コレクティブ「ULTRA STUDIO」が担当しました。彼らは、プロジェクトに含まれる矛盾や葛藤を拡大解釈し、アイデンティティの再定義と本質的なストーリーの構築を行うことで、感情に訴えかける空間を目指しています。ULTRA STUDIOの活動については、公式サイトをご覧ください。

「2020s」をテーマとしたオープニングイベントを開催
「Unknown Unknown」の開業を記念し、2月7日(土)と8日(日)にオープニングパーティが開催されます。2日間共通のテーマは「2020s -2020年代考」です。このイベントでは、国際情勢や急速な技術進化などを背景に、現代社会の現在地と未来について議論が交わされます。

DAY1:2026年2月7日(土)
DAY1のテーマは「2020年代における知の可能性」です。人文・社会科学の知とイノベーション創出の関係性、アカデミアと社会が共創する拠点のデザイン、ポストアメリカ世界の思想的基盤の構築といった幅広いテーマで議論が行われます。

Session 01:人文・社会科学の知を起点とした「イノベーション」と「社会変革」に向けて
人類学者/東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授の磯野真穂さん、アイデアファンド代表取締役の大川内直子さん、経済学者/政策研究大学院大学教授の安田洋祐さん、デサイロ代表/Unknown Unknownディレクターの岡田弘太郎さんが登壇し、人文・社会科学の知がイノベーション創出や社会制度設計にどのように繋がるかを議論します。

Session 02:アカデミアと社会の「共創拠点」をデザインする
美学者の伊藤亜紗さん(東京科学大学未来社会創成研究院/リベラルアーツ研究教育院教授)、学校法人CoIU理事長の井上博成さん、日建設計イノベーションデザインセンターの吉備友理恵さん、デサイロ代表/Unknown Unknownディレクターの岡田弘太郎さんが登壇。社会とアカデミアが共創し、新たな価値創造を目指す「イノベーション・コモンズ(共創拠点)」のあり方について考えます。

Session 03:「アルゴリズム × スピリチュアリズム」から考える、2020年代の思想的基盤
哲学者・下西風澄さん、ANRIシニアプリンシパルの中路隼輔さん、哲学・キリスト教思想研究者/関西学院大学神学部准教授の柳澤田実さん、デサイロ代表/Unknown Unknownディレクターの岡田弘太郎さんが登壇。テクノロジー、宗教、哲学、政治を横断しながら、2020年代を支える思想的基盤について考察します。

DAY2:2026年2月8日(日)
DAY2のテーマは「文化/知と場所の関係性」です。2020年代の東京で「知と文化の磁場」をいかに生み出すか、神保町の新しいカルチャー、都市における「知の拠点」の可能性、東京の文化的エコシステムという3つの視点から議論を深めます。

Session 01:“世界で最もクールな街”神保町のカルチャーとまちづくり
音、アート、飲食が楽しめる複合ビル「肆-YON-」オーナーの杉山佳世子さん、東京都市大学都市生活学部准教授/都市デザイナーの中島伸さん、デサイロ代表/Unknown Unknownディレクターの岡田弘太郎さんが登壇。神保町の歴史性と、今後のまちづくりによるエリアの変化について探ります。

Session 02:「知の拠点」を都市に実装する
for Cities共同代表理事の石川由佳子さん、ULTRA STUDIO共同主宰の向山裕二さん、都市計画研究者/東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻講師の吉江俊さん、デサイロ代表/Unknown Unknownディレクターの岡田弘太郎さんが登壇。大規模再開発が進む東京で、新たな「知の拠点」をいかに実装できるかについて考えます。

Session 03:東京の文化的エコシステムと、これからの音楽シーン
ログズ代表の武田悠太さん、CANTEEN代表の遠山啓一さん、トラックメイカー・ラッパーの荘子itさん、デサイロ代表/Unknown Unknownディレクターの岡田弘太郎さんが登壇。2020年代の東京のカルチャー/音楽シーンの行方、そして文化を支えるエコシステム形成の可能性について議論します。

開催情報
-
日時
-
DAY1:2026年2月7日(土)
-
Session 01:13:00-14:30(12:45開場)
-
Session 02:15:00-16:30(14:45開場)
-
Session 03:17:00-18:30(16:45開場)
-
-
DAY2:2026年2月8日(日)
-
Session 01:13:00-14:30(12:45開場)
-
Session 02:15:00-16:30(14:45開場)
-
Session 03:17:00-18:30(16:45開場)
-
-
-
会場:Unknown Unknown
-
アクセス:
-
地下鉄 神保町駅 A7出口より徒歩約4分 (東京メトロ半蔵門線、都営新宿線・三田線)
-
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B5出口より徒歩約6分
-
JR御茶ノ水駅 御茶ノ水橋口より徒歩約8分
-
-
参加費:無料(事前申し込み必須)
-
定員:トークセッションの参加上限は各回30名
-
主催:一般社団法人デサイロ
参加を希望される方は、こちらのページからセッションを選択し、お申し込みください。
一般社団法人デサイロについて

一般社団法人デサイロは、次の社会を形づくる思想やアイデアを生み出すアカデミックインキュベーター/シンクタンクです。人文・社会科学分野の研究者を中心に、学術知を起点とする未来洞察やコンサルティングサービスの提供、知の拠点や場づくり、研究者向けのインキュベーション・助成プログラムの運営、自社レーベル/メディアの運営、アートフェスティバルのプロデュースなど、研究と多分野のかけ合わせによるプロジェクト創出を通じて、「知の創造と流通」を支えています。
公式サイト:https://de-silo.xyz/
Unknown Unknownの最新情報は、以下の公式SNSやデサイロ公式ニュースレターで発信されます。
-
Instagram:https://www.instagram.com/u_u_tokyo/
-
ニュースレター:https://desilo.substack.com/
本件に関するお問い合わせは、Unknown Unknownマネージャー 栗村智弘(kurimura@de-silo.xyz)までご連絡ください。



この記事へのコメントはありません。