イベント概要
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イベント名: 姫路レザーコレクション 2026
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開催日: 2026年3月25日(水)
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会場: ホテルモントレ姫路
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主催: 姫路皮革製品推進協議会
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共催: 姫路市
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制作・協力: 一般社団法人姫路ファッション協会
姫路レザーの「物語」を世界へ
国内皮革生産の中核を担い、1000年以上の歴史を持つ姫路レザー。本イベントでは、姫路レザーが歩んできた時間と、これから向かう未来を「ファッション」を軸に再編集し、一つの「物語」として提示します。
姫路皮革製品推進協議会が主催するこのイベントは、長年培ってきた技術や思想を、単なる展示や販売に留まらず、映像、芝居、ランウェイが連続する総合舞台表現として立ち上げる、新たな試みです。昼・夜の二部構成で実施され、姫路レザーを「素材」としてだけでなく、「文化」「体験」「価値」として体感できる場が創出されます。
「素材供給地」から「発信する産地」へ
姫路レザーは、国内皮革生産の約7割を支えながらも、長らく有名ブランドの”黒子”としての役割を担ってきました。本イベントでは、その構造を見直し、産地自らが語り、発信する主体となることを明確なテーマに掲げています。世界的デザイナーとの協業や姫路発ブランドによる新作発表、そして新時代の職人や発信者との連携を通じて、「HIMEJI LEATHER」という名を前面に押し出し、産地から世界へと価値を届けることを目指します。
サステナブルな未来へ向けた挑戦
姫路レザーの産業は、本来食用として流通する牛や豚の皮を、廃棄することなく皮革素材として再生してきた歴史を持っています。副産物である皮に手間と時間をかけ、長く使われる製品へと仕立て直す営みは、姫路の皮革産業が長年続けてきた、現実的で誠実なものづくりの姿勢と言えます。
本イベントでは、アップサイクル素材の活用、職人技術の継承、そして次世代を担う人材が舞台づくりに関わるプロセスを通じて、産業、文化、人が循環する姿をファッションショーという形で可視化します。理念だけでなく、実際の素材、技術、人の関わりを通して、姫路レザーが「これからも続いていく産地」であるための現在地を示すことが、本イベントにおけるサステナビリティの表現です。
公演構成:二部制で描く「姫路レザーの現在と未来」
本公演は、昼・夜の二部構成により、姫路レザーの「文化」「表現」「未来」を多角的に体験できる構成となっています。それぞれ異なる鑑賞スタイルと空間演出により、ファッションショーの枠を超えた体験型ステージが創出されます。
【第1部】ファッションショースタイル(フリードリンク付き)
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開場: 14:00
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開演: 14:30〜16:00
ランウェイを主軸としたファッションショースタイルで、姫路レザーが持つ歴史、技術、精神性を、映像、芝居、ランウェイを通して純粋に「ショー」として体感できる構成です。素材が革製品へと生まれ変わり、人の手を経て世界へと向かうまでの物語が象徴的かつ視覚的に描かれます。
チケット料金(第1部)
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SS席:15,000円
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S席:12,000円
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A席:8,000円
事前予約制・チケット販売ページ(販売:神姫バス Localprime)
【第2部】ディナーショースタイル(ホテルモントレ姫路 特別ディナー付き)
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開場: 18:00
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開演: 18:30〜20:20
ホテルモントレ姫路による特別ディナーとともに楽しむディナーショースタイルです。円卓での食事とステージが一体となり、出演者の表現や演出をより近い距離で体感できる、ラグジュアリーで没入感の高い空間が演出されます。姫路レザーの未来像や、新たな価値創造への挑戦を五感で味わう時間として構成されています。
チケット料金(第2部)
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SS席:33,000円
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S席:26,000円
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A席:22,000円
事前予約制・チケット販売ページ(販売:神姫バス Localprime)
ステージ構成・演出について
本公演は、姫路レザーを単なる素材として紹介するのではなく、一つの”物語”として立ち上げ、体験として届ける舞台作品として構成されています。映像、芝居、ファッションショーが連続的に展開し、革が生まれ、磨かれ、人の手を経て世界へと向かっていく過程を、視覚と身体感覚の両面から体感できます。
オープニング:「革が主人公」のショートドラマ
舞台の幕開けは、姫路レザーそのものを主人公として描いたショートドラマ映像から始まります。革が生まれ、選ばれ、磨かれ、製品となり、人の人生に寄り添いながら世界へ旅立つ物語が、映像から芝居、そしてランウェイへと連続的につながり、舞台全体を一つの流れとして構成します。
芝居とランウェイが交錯する構成
舞台上では、物語を伝える芝居と、その”答え”としてのファッションショーが交互に展開されます。国内外で活躍するプロフェッショナルモデルに加え、地域の子どもたちや障がいのある方々もステージに参加します。姫路レザーが持つ「人の手によって受け継がれてきた文化」を、そのまま舞台表現として可視化するものです。これは「見せるための参加」ではなく、同じ舞台を共につくる一員として参加する設計であり、姫路という産地の成り立ちそのものを体現する構成です。
世界とつながるゲスト・クリエイション

ステージには、姫路市出身のアーティスト・竹中雄大氏が登場します。また、世界的デザイナー・コシノミチコ氏による、姫路レザーを使用した新作デザインも本公演内で発表されます。多様な舞台表現が交差することで、姫路レザーを国際的な文脈の中に位置づける演出がなされます。
初の「姫路レザーニスト認定」授与
本公演では、初の取り組みとして「姫路レザーニスト認定」授与式が実施されます。これは単なる表彰ではなく、姫路レザーの価値や思想を体現し、未来へつないでいく存在を、産地として正式に位置づけるための称号です。
姫路発レザーデザインブランド「ACUTO」による新作コレクション
世界的コラボレーションに加え、姫路発のレザーデザインブランド「ACUTO」による最新コレクションも発表されます。ACUTOは、「レザーとチュールの融合」をコンセプトに、上質な姫路レザーにチュールやオーガンジーといった異素材を掛け合わせ、アヴァンギャルドでありながらリアルクローズとして成立するユニセックスな表現を特徴としています。
制作工程の約半分は姫路の職人たちの手によって行われ、デザイナー自身も姫路ファッション協会の代表理事として、ファッションを通じた地場産業振興に取り組んでいます。また、モデルやバックステージでは、ハンディキャップのある学生たちと共にファッションを体験する取り組みを継続的に実施しています。児童福祉学校と連携し、準備段階から現場まで同じ空間を共有することで、ファッションの現場そのものを「共につくる体験」として位置づけています。さらに、食用として流通する牛や豚の皮を廃棄せず、皮革製品として再生している事実を正面から捉え、皮革産業の真実と正義を世界へ発信する姿勢も、ACUTOの重要な思想の一つです。
観るだけで終わらない「体験」
会場ホワイエでは、姫路レザー関連企業による展示販売が実施され、実際に革製品に触れ、素材や技術を体感できる空間が設けられます。さらに、コシノミチコ氏による新作デザインを、本イベント限定の条件で購入できる機会も用意され、舞台体験とものづくりが連動する構成となっています。
世界へ発信する、姫路レザーの新たな挑戦
― MICHIKO LONDON × 姫路レザー × 新進工房 トリプルコラボレーション ―
本イベントでは、世界的デザイナーとレザーの聖地・姫路、そして新時代の職人が共鳴する、特別なトリプルコラボレーションが発表されます。「素材」から「ブランド」へ。姫路レザーの常識を覆し、産地自らが発信するための象徴的プロジェクトです。
素材供給地から「発信する産地」への転換
国内皮革生産量の約7割を担いながら、長らく有名ブランドの”黒子”として素材供給に徹してきた姫路レザー。本企画は、世界的デザイナー・コシノミチコ氏のデザイン力と結びつくことで、従来の構造から一歩踏み出し、「HIMEJI LEATHER」の名を冠したプロダクトとして世界市場へ打って出る挑戦です。
異色の融合:レジェンド × 伝統工芸 × YouTube

本プロジェクトは、MICHIKO LONDON(世界的感性)と姫路レザー(1000年の伝統)、そして新進工房(現代の発信力)という、通常は交わることのない三者がタッグを組むことで実現しました。特に、YouTubeを中心に高い支持を集める新進工房の参画により、若年層を含む新たな顧客層へのリーチと認知拡大が図られます。伝統産業に新しい化学反応を起こすことを目的とした、実験的かつ象徴的な取り組みです。
製作プロセスを公開する「開かれたモノづくり」
閉鎖的になりがちな伝統産業の製造過程を、YouTubeなどのデジタルメディアを通じて可能な限り公開します。「誰が、どこで、どう作ったのか」というストーリーを可視化することで、消費者に安心感と愛着を提供します。単なる商品販売にとどまらず、トレーサビリティを備えた次世代型の地場産業モデルを提示することも、本プロジェクトの重要な狙いです。
公式情報・お問い合わせ
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お問い合わせ先: 一般社団法人姫路ファッション協会 担当:森下
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TEL: 090-9975-6726
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MAIL: morishita@m-maydo.com



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