ロンシャン、パリと日本を結ぶ色彩の幾何学:ジュヌヴィエーヴ・クレイス展「GEOMETRY OF COLOR」を開催

50年以上にわたる創作活動の軌跡

本展では、1950年代から2000年代にかけて制作されたクレイスのガッシュ画とキャンバス画を中心に展示し、彼女の50年以上にわたる創作活動の変遷を辿ります。フォルム、ライン、カラーが織りなす厳格さと自由さが調和した作風は、訪れる人々に深い感動を与えることでしょう。

「Geometry of Color」展と連動し、クレイスの代表作は東京と上海のフラッグシップストアでも展示されています。東京の「ロンシャン ラ メゾン銀座」では、イエロー、レッド、オレンジの暖色が印象的なアクリル画『H』(1969年)が、中国初の体験型フラッグシップストア「ラ メゾン ドゥ ファミーユ」では寒色の『H Luz』(1970年)がそれぞれ展示され、東西で異なる魅力を楽しむことができます。

アート、デザイン、ファッションの対話

ロンシャンは、アート、デザイン、ファッションの垣根を超えた対話を創造するという揺るぎない想いを本展に込めています。昨年発表された新進気鋭のアーティストとのコラボレーションにも、メゾンの現代芸術に対するコミットメントが反映されており、ケニア人写真家タンディウェ・ムリウ氏、フランス人家具デザイナーピエール・ルナール氏、フランス人アーティストコンスタンタン・リアン氏といった才能との協業がその証です。

2026年の幕開けとともに、メゾンは“光の芸術”を描いたジュヌヴィエーヴ・クレイスの作品を、光の都パリの中心で紹介し、アートとの新たな出逢いを届けています。

展覧会概要

「Geometry of Color」展

  • 期間: ~2026年2月10日(火)

  • 時間: ストアの営業時間に準ずる

  • 場所: 404, rue Saint-Honoré, Paris

    • 本展は、メゾンの創業家が長年にわたり所有する作品に加え、アーティストの代表ギャラリーであるGalerie A&R Fleury(36, avenue Matignon)からの特別貸与によって実現しています。ギャラリーでも2月28日(土)まで関連展覧会が開催中です。

ジュヌヴィエーヴ・クレイスについて

ジュヌヴィエーヴ・クレイス(Geneviève Claisse, 1935–2018)は、フランス北部キエヴィー生まれのアーティストです。1950年代初期に『Art d’Aujourd’hui』誌に触発され、抽象表現主義の流れの中で幾何学的抽象表現に深い関心を抱きました。大叔父であるオーギュスト・エルバンの支援のもと独学で絵画を学び、1960年代以降、数々の国際的な展覧会に出品。純粋なフォルム、精緻なライン、鮮やかなカラーが混じり合う独自の作風を50年以上にわたり探求しました。彼女の作品はGalerie Denise Renéでの個展や、フランス北部ル・カトー=カンブレシにあるマティス美術館での回顧展を通じて広く紹介され、主要な公共機関や個人のコレクションに収蔵されています。

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