プロジェクトの背景
日本の総人口減少と少子高齢化が進む中で、地域の食文化を支える生産者や地場の食品流通、小売業を取り巻く環境は厳しさを増しています。
株式会社アルファは、「伝える・伝わる・笑顔になる」というビジョンのもと、単に商品や情報を届けるだけでなく、「食の楽しさ」を通じて生産者と消費者の間に心理的な繋がりを築くことを大切にしています。生産者の背景や想いを「知る」ことが、商品そのものの価値を高め、結果として人との関係性やファンづくりに繋がると考えています。この活動を通じて、生産者と消費者の笑顔を育み、地域社会を活性化させるプロジェクトを推進しています。
岡山県に本社を置く企業として地域に根ざした取り組みを模索する中で、生産者と消費者が日常的に交流する場である「岡山市サウスヴィレッジ」をフィールドに、本プロジェクトが開始されました。

取り組みの概要
本プロジェクトでは、岡山県の農業を明るく、楽しく、活性化させる活動を行う「おかやま農業女子」プロジェクトに参画する「卵娘庵(らんこあん)」様と「おひさまファーム」様に焦点を当てました。
株式会社アルファは、生産者の「農業を始めたきっかけ」や「こだわり」、「日々の思い」、「おいしい食べ方」などをインタビュー形式で伺い、その言葉をもとにPOPとブログを制作しました。

制作されたPOPは、店頭で商品とともに掲出され、消費者が単なる「商品の購入者」ではなく「生産者のファン」として関わるきっかけを生み出しています。例えば、卵娘庵様は「命をいただく責任を伝えたい」、おひさまファーム様は「国内産の安心・安全なトロピカルフルーツを提供したい」という想いを発信しました。これらの言葉がPOPやブログを通して消費者の目に触れることで、購買のきっかけにとどまらず、生産者への共感や応援の気持ちが育まれています。


反応と成果
店頭での展開時には、消費者から「生産者の人柄が伝わる」「商品により親しみを感じる」「店頭に掲示されたレシピを見て、こんな食べ方があると知り、今度試してみようと思った」といった声が聞かれました。POPを通じて「知る楽しさ」や「食べてみたい」という気持ちが生まれ、行動への変化が見られました。
また、販売スタッフからは「POPをきっかけにお客様との会話が増えた」という声が上がり、売り場に温かいコミュニケーションが生まれていることが伺えます。生産者からは、「自分たちの想いを言葉にして伝えられる良い機会になった」「お客様の反応が励みになった」といった前向きな意見が聞かれ、「伝える」ことで得られる喜びやモチベーションの高まりが感じられました。
今後の展望
今後も株式会社アルファは、岡山市サウスヴィレッジと協力し、これまでの活動をさらに拡大していく予定です。生産者自らがPOPを作成・発信できる「自走型の仕組み」を構築することを目指しており、具体的にはPOP講習会の開催や、生産者と消費者の交流のきっかけとなるデジタルツールの活用支援を検討しています。これにより、生産者が自らの言葉で「伝える力」を育むことを目指します。
さらに、他の生産者へのインタビューや、生産物を卸している飲食店への取材も行い、地域の食の担い手を多角的に発信していくことで、地域全体の活性化を図っていきたいと考えています。こうした取り組みを通じて、地域の食文化をより強く、より持続的に支える基盤を築くとともに、食と人の魅力を伝える活動を通じて、地域に笑顔と繋がりを広げてまいります。
代表コメント
株式会社アルファ 代表取締役社長 岡本 悟征氏は、「私たちは『伝える・伝わる・笑顔になる』というビジョンのもと、『食の楽しさ』という心理的な繋がりを広げる活動を行っています。POPというツールを通じて、生産者と消費者の間に共感と応援の循環が生まれることを願っています」と述べています。
会社概要
<株式会社アルファ>
所在地:岡山県岡山市中区桑野709番地6
事業内容:セールスプロモーション支援、販促ツール開発、地域活性化プロジェクトの企画・運営
公式サイト:



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