背景:リアルからデジタルへ。地域課題への新たな挑戦
知多半島では人口減少や少子高齢化が進む中、若年層を中心とした地域外への人材流出が課題となっています。知多地域就職情報センターの調査によると、就職決定者の半数以上が地域外を選択している現状があるとのことです。
これまでは合同会社説明会というリアルイベントを通じてマッチングが支援されてきましたが、時代の変化に合わせ、365日いつでもどこでも地元の仕事の魅力に触れられるデジタルメディア『チタジョブ』へと進化しました。
『チタジョブ』の3つの特長
『チタジョブ』は、求職者と企業双方にとってより良いマッチングを目指し、以下の3つの特長を備えています。
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「働く人」の温度感を伝える取材記事:条件面だけでは見えにくい「社風」や「働く意義」を、編集室による第三者視点のレポートや動画で発信し、求職者の「興味・関心」を深く醸成します。
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価値観でつながるキーワード検索:「ワークライフバランス」「社風」など、昨今の求職者が大切にするキーワードで企業や仕事を検索可能とし、自分らしく働ける場所との出会いを創出します。
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あらゆる層へ門戸を拡大:新卒学生だけでなく、既卒、キャリア採用、さらにU・I・Jターンを希望する移住検討者まで、知多半島で働きたいすべての方をターゲットとしています。

合同会社説明会「るびあん」からの進化:3つの主な変更点
長年、知多地域の就職支援を支えてきた合同会社説明会「るびあん」の精神を受け継ぎながら、現代の求職ニーズに合わせて以下の通りアップデートされました。
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対象ターゲットを「新卒」から「全世代・全形態」へ拡大
これまでの「るびあん」は主に新卒学生を対象としていましたが、『チタジョブ』では既卒・キャリア採用(中途)、さらには地域外からのU・I・Jターン希望者まで幅広くカバーします。これにより、事業者の多様な採用ニーズに応えることが可能となりました。 -
「点(イベント)」から「線(メディア)」による継続的な発信
年1回の開催だったリアルイベント(点)に対し、『チタジョブ』は365日いつでもアクセス可能なWebメディア(線)です。求職者は自分のタイミングで情報を収集でき、事業者は年間を通じて自社の魅力を発信し続けることができます。 -
「条件」だけでなく「情緒・社風」で繋がるマッチング
従来の合同会社説明会では伝わりきらなかった「職場の雰囲気」や「働く人の想い」を、第三者視点の取材記事や動画コンテンツによって可視化します。「給与」や「勤務地」といった条件面だけでなく、企業の「物語」に共感した人材との出会いを創出します。

今後の展望:知多半島を、もっと「働きたい街」へ
今回の立ち上げは、知多半島5市5町のすべての商工会議所・商工会が協力することで実現しました。現在はスタート段階にあり37社が申し込み、登録をしています。今後は掲載企業をさらに増やし、この地域の多種多様な企業の魅力を余すことなく発信していくとのことです。
掲載企業の増加は、求職者にとっての選択肢を広げ、地域全体の活性化に直結することでしょう。『チタジョブ』を通じて、知多半島が「働きたい場所、選ばれる地域」として輝き続ける未来が目指されています。
サービス概要
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名称:チタジョブ
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掲載対象:知多半島5市5町の事業者
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運営組織:知多地域就職情報センター
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参画団体:半田商工会議所、常滑商工会議所、東海商工会議所、大府商工会議所、知多市商工会、阿久比町商工会、東浦町商工会、内海商工会、豊浜商工会、師崎商工会、美浜町商工会、武豊町商工会
運営者概要
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組織名:知多地域就職情報センター
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所在地:愛知県半田市銀座本町1-1-1(半田商工会議所内)
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事業内容:知多地域における就職支援、合同企業説明会の運営、地域情報の発信



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