アルプス物流、RAX Solutionsの自動倉庫「rBox」を2拠点に導入し、短期間での稼働を実現
株式会社アルプス物流は、RAX Solutions株式会社が提供する小型部品・商品管理に特化した自動倉庫「rBox」を、横浜および加須の2拠点に導入し、いずれの拠点でも短期間での稼働を実現しました。横浜営業所では設置から約2週間で稼働を開始し、加須と合わせて2拠点全体で5週間弱という驚異的なスピードで順次立ち上げを完了しています。
この取り組みは、物流現場の省人化・効率化に貢献するだけでなく、製造業における小型部品管理や工程前在庫の自動化にも応用可能なモデルケースとして注目されています。

rBoxの実際の稼働状況(入庫・ピッキング・出庫の流れ)は、以下の動画でご覧いただけます。
導入の背景:多品種小ロット部品の自動化ニーズに応える
アルプス物流は、保管、運送、フォワーディング、包装資材の販売といったサービスを一貫して提供する総合物流企業です。同社は、もともとアルプスアルパイン(旧アルプス電気)の物流業務を担う企業として創業し、現在では取り扱い製品の約7割が他社製品となっています。ピース単位で電子部品を扱う物流ノウハウを長年にわたり蓄積しており、小型・多品種小ロット部品の正確な取り扱いに強みを持っています。
同社の保管BU部門 部長である野殿氏は、人手不足が進む中で「人がやらなくていい作業はすべて自動化する」という方針のもと、格納とピッキング領域の改善に注力してきました。特に小型商品の自動化は喫緊の課題であり、多くの物流・製造現場が同様の課題を抱えていると語っています。

わずか5週間弱で本格稼働を実現
今回のrBox導入では、横浜・加須の2拠点で順次設置が進められ、いずれも短期間での稼働を実現しました。自動倉庫の導入には通常数か月を要するケースが多い中、このスピード感のある立ち上げは特筆すべき点です。設置後すぐに安定稼働へ移行した現場の様子は、導入事例動画でも確認できます。
アルプス物流 横浜営業所 商品一課 課長の林氏は、「正直、もっと時間がかかると思っていました。他社の自動化設備では、設置に数か月、その後の調整やトレーニングに数週間かかる経験もあり、今回も慎重にみていました。それだけに、11月10日から設置開始、20日のUAT(ユーザー受入テスト)後すぐに本番運用へ移行でき、安定稼働した点は非常に印象的でした。3か月後、半年後などでの効果検証時にも想定の効果が十分見込めそうで楽しみです。」と、その迅速な導入に驚きと期待を寄せています。

運用形態:小箱格納型商品管理で効率化
rBoxには複数の商品運用形態がありますが、アルプス物流で今回採用されたのは、小箱格納型商品管理(同一商品複数個/トレー)です。SKUごとに最適化されたトレーサイズで保管することで、誤出荷リスクの低減、保管効率の向上、作業の標準化を同時に実現します。

現場が迷わない運用設計と柔軟なシステム連携
入庫時は、トレー上のバーコードを読み込んで所定位置に置くだけというシンプルな設計です。数量管理はハンディスキャナと上位システムで連携され、作業者の判断を極力排除することで、ヒューマンエラーのリスクを低減しています。加須営業所では、これらの工程をさらに自動化した全自動入庫システムも導入されています。
アルプス物流 横浜営業所 商品一課 チームリーダーの林氏は、「バーコードを読ませて置くだけなので、エラー対応以外で操作することがほとんどありません。新しい設備というと『壊したらどうしよう』と身構えがちですが、“触ってはいけない機械”にならないことが、現場に定着しやすい一番の理由だと思います。」と、現場での使いやすさを強調しています。



rBoxは運用設計の自由度が高く、過度なカスタマイズを必要としません。その結果、アルプス物流では当初想定していたIT開発工数の3分の1以下で上位システムとの接続を完了しました。
アルプス物流 情報システム部 システム一課 係長の高根氏は、「最初は考えることも多かったですが、結果的には一番シンプルで、運用しやすい形に落とせました。パッケージを押し付けられることもなく、『それはできません』と言われる場面もほとんどありませんでした。もし次に自分たちで選定できるなら、また同じRAXさんを選びたいですね。」と、その柔軟性について評価しています。


物流を超えて、製造業の部品管理への応用
今回の事例は、3PLなどの物流拠点だけでなく、製造業における部品管理や工程前在庫の自動化にも高い親和性を示しています。限られたスペースでの高密度保管、在庫可視化、作業品質の平準化といった課題に対し、rBoxは現実的な解決策を提供します。
今後の展望とイベント情報
今回のソリューションは、2026年1月21日より東京ビッグサイトで開催される第5回スマート物流EXPOにて展示される予定です。実際のGo Live事例をもとに、物流・製造現場双方における自動化の考え方が紹介されます。
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会期:2026年1月21日(水)~23日(金)
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会場:東京ビッグサイト
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ブース位置:W20-44
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来場者登録:NEPCON JAPAN 来場者登録
株式会社アルプス物流について
所在地:神奈川県横浜市港北区新羽町1756
代表取締役 : 寺㟢 秀昭
事業内容:電子部品等の運送・保管・輸出入・商品販売を一貫して提供する総合物流企業。
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運送関連:貨物自動車運送事業、貨物運送取扱事業
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保管関連:倉庫業、梱包業
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輸出入関連:輸出入貨物取扱事業、通関業、利用航空運送事業、航空運送代理店業
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その他:包装材料の製造販売業、合成樹脂材料の製造及び販売業、電子デバイス販売業など
【ホームページ】
株式会社アルプス物流
RAXグループについて
1993年以来、病院や調剤薬局の物流自動化システムを設置するヨーロッパのリーダー的存在となる過程で、医療業界以外でも小型商品の自動化ソリューションの需要があることを認識し、各産業顧客の要求を満たす独自技術を開発。2015年にはRAXブランドを確立しました。RAXは、光学レンズ産業界の眼鏡、コンタクトの製造、流通、保管管理に特化した自動化ソリューションを世界で提供し続け、10年以上の経験と実績があります。お客様の声を伺い、完全自動化(人の介在なし)を含む最適な提案を行い、希望により段階的な導入計画にも対応しています。
詳しくは、RAX-Solutions.comをご参照ください。




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