懐かしくて新しい!昭和の「紙モノ」356枚が紡ぐタイムトリップ
株式会社大洋図書から、平山雄氏による新刊『昭和の[広告・カタログ・絵葉書]紙モノ画報356枚』が2025年12月19日に発売されました。この一冊は、懐かしさと同時に新しい発見をもたらす、昭和の貴重な「紙モノ」を356枚厳選してカラーで紹介しています。2025年の「昭和100年」を控え、若い世代にも広がり続ける昭和ブームの真髄に触れることができるでしょう。

本書では、平山雄氏の幅広いコレクションの中から、電化製品、インテリア、食品、日本の情景など、当時の生活を彩った多岐にわたるアイテムが「お蔵出し」されました。具体的には、広告163枚、カタログ85枚、絵葉書98枚、半券10枚が収録されています。
当時の印刷物には、その時代ならではの魅力が詰まっています。例えば、森永ミルクキャラメルや雪印バター、ヤマサ醤油といった食品の広告からは、当時の食文化やデザインセンスが垣間見えます。

また、化粧品ブランド「キスミー」のリップ広告に登場するキャンディーズの姿や、昭和40年代のナショナルのガス瞬間湯沸器、東芝の電気ポット、ユニ・西川屋の女性用洋服のカタログからは、当時のファッションや家電製品のトレンド、そして価格帯を知ることができます。


さらに、昭和20年代から40年代にかけての銀座の街並みを捉えた絵葉書からは、高度経済成長期の活気やネオン輝く広告塔、ソニービルや森永地球儀といった当時のランドマークが時代の賑わいを伝えてくれます。

著者と編集者が語る「昭和」の魅力
著者の平山雄氏は、「日頃から蓄えていた昭和時代の広告、カタログ、絵葉書などの紙モノが一冊の本になりました。当時ではわからない今だからこそ気がつける魅力があり、その面白さや楽しみどころを1枚1枚、解説しています」と語っています。掲載された356枚の印刷物は厳選されたもので、自信を持って紹介できるものばかりとのことです。
また、編集者の石黒謙吾氏は、デジタルデータが庶民には縁遠かった昭和時代において「紙」が持つ意義深さを感じ、本書の企画をスタートさせたと述べています。平山氏のコレクションを世に披露する価値を強く感じたとのことです。
昭和時代とモノを巡る随想
本書は、単なるコレクションの紹介にとどまらず、「昭和時代とモノを巡る随想」12編も収録されています。

目次の一部を抜粋すると、以下のようなテーマが挙げられます。
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不完全だからこそ味わえる愉しみ
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彩色や印刷技術に見るその時代の空気
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画一化するデザインのつまらなさ
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「昭和ってダサイ」の平成から数十年
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令和の若者が昭和に惹かれるワケ
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便利と引き換えに失ってしまったもの
現代と昭和時代をさまざまな観点から比較したり、昭和の記憶を辿ったりしながら、平山氏ならではの「昭和」が言葉で表現されており、紙モノの魅力と合わせて楽しめる内容です。
著者プロフィール
平山雄氏は1968年東京生まれ。2005年に昭和中期に建てられた一戸建てを購入し、家具や電化製品から小物類まですべてを昭和時代製で揃え、完全に昭和の家庭を再現して暮らしています。昭和へのこだわりは部屋づくりにとどまらず、ファッション、音楽、自動車、仕事など、生活の全域に及んでいます。休日は昭和が体感できる飲食店や街並みを訪問し、ブログ「昭和スポット巡り」でレポートしており、訪れて記録したスポットは47都道府県で2300ヶ所以上にもなります。
書籍情報
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書名: 昭和の[広告・カタログ・絵葉書]紙モノ画報356枚
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著者: 平山雄
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出版社: 大洋図書
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発売日: 2025年12月19日
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仕様: A5判 並製 160ページ
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ISBN: 978-4-8130-7640-7
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