吉田南ナ子 個展「LOVER」をtHE GALLERY HARAJUKUにて開催

吉田南ナ子 個展「LOVER」開催

2025年12月25日(金)より、tHE GALLERY HARAJUKUにてクリエイター吉田南ナ子氏による個展「LOVER」が開催されます。本展は、前回の展示「empty smile」で提示された世界観を基盤としつつ、「好き」という感情を新たな切り口として表現するものです。

アヒルちゃん(ラバーダック)といった象徴的なモチーフと、少女を描く多様な表現方法を通じて、可愛らしさとどこかダークな雰囲気が融合した作品が並びます。これらの作品は、吉田氏自身の感情や経験、「好き」という気持ちが可視化されたものとなっています。

アーティスト プロフィール

吉田南ナ子氏は、アナログ作品からデジタル作品、デザインまで幅広いジャンルで活動するクリエイターです。「かわいい」を創造することを掲げ、カメレオンクリエイターを目指し、多岐にわたる表現を展開しています。

キュレーター米原康正氏による解説

キュレーターの米原康正氏は、吉田南ナ子氏をSNSを主な発信の場とし、デジタルとアナログ双方で制作を展開するクリエイターと評しています。特に「宝石塗り」と呼ばれる独自の表現によるドローイングやイラストレーションは、可愛らしさと濃密な感性が一体となった作品群として注目を集めています。

本展では、前回の個展と同様にアクリル絵具を媒体として用い、キャンバスに描かれた物質としての絵画が中心となります。子どもがお風呂で遊ぶラバーダックを写実的なタッチで描き、その身体性を持ったモチーフとアニメ的な少女像が画面の中で重なり合う新作が展示されます。キャンバスという物理的な支持体の上で絵具の質感と色彩の厚みが露わになり、これまでのデジタル表現とは異なるダイナミズムと生々しさが作品ごとに立ち現れるとされています。

テーマ「LOVER」は、吉田氏自身の「好き」という感情を根底に、彼女の人生や記憶、親密さへの欲望を可視化する試みです。可愛さとダークな気配、日常と記号が交差する画面構成は、アクリル絵具という素材の重層性によって、これまで以上に強く立ち現れるでしょう。この個展は、デジタル発のヴィジュアル表現をベースとしながらも、アクリル絵具とキャンバスという伝統的な絵画の実践を通して、吉田氏の制作が新たな次元へと進化していることを強調する内容となっています。

開催概要

項目 詳細
場所 tHE GALLERY HARAJUKU
期間 2025年12月25日(金)~ 2026年1月12日(月)
時間 11:00~19:00
年末年始休廊 2025年12月29日(月)~ 2026年1月6日(火)

オープニングレセプション

  • 日時: 2025年12月25日(金) 18:00~20:00

  • 場所: tHE GALLERY HARAJUKU

tHE GALLERY HARAJUKU
tHE GALLERY HARAJUKUは、アーティストが作品を販売する上でのファーストステップとなることを目指して運営されています。キュレーターの米原康正氏は、SNSやギャラリーで才能あるアーティストを見つけ、フォロワー数や展示歴に関わらず「このアーティストの展示を見てみたい」と心から思えるかどうかを基準に声をかけています。この場所は「ゼロイチの始まりの場所」と位置づけられています。